AWC 逃走!! 第五章                 ケル


        
#359/1336 短編
★タイトル (LMF     )  95/ 1/ 8  19:54  ( 16)
逃走!! 第五章                 ケル
★内容
駅までの距離はかなりあったが、彼には遠く感じなかった。
死にたいと思ったのが今では嘘のようだ、今の彼にはハッキリとした
目的があった、自分が何をすべきか?それがわかった、他の事は考えず
ただその目的を達成する事だけを考えればよかった。
だが、いずれにしろ大友には会わなければならない、そして母親に、否
家族に何が起きたのか?
ただの(先ほどまで「ただの」ではなかったが・・・)殺人事件で
自分は単に巻き込まれただけにすぎない、そう思っていたが・・・・・
とにかく駅へ急ごう、今はそれしかない!
ようやく駅に着いた、辺りに警官の姿はなく、サイレンも聞こえなかった。
慎重にロッカーに近づくと、つま先で立ち上をのぞきこんだ。
鍵はあった、13番、まちがいない!!
鍵を13番と書いてあるロッカーに差し込み扉を開けた。
スポーツバックが入っていた、取り出して開けてみる、
「!!!」
彼は自分が平和な暮らしに戻れるのは当分先である事を覚悟した。




前のメッセージ 次のメッセージ 
「短編」一覧 ケルの作品
修正・削除する         


オプション検索 利用者登録 アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE