#2569/3137 空中分解2
★タイトル (JHM ) 92/12/19 6:33 (195)
《魔っ苦退散!》(1)
★内容
#1-0 CUI:CHARACTER USER INTERFACE と GUI:GRAPHICAL USER INTERFACE
コンピュータの画面制御が、【文字ベース】か【画像ベース】か、というお話。
我が日本国が誇る国民機であるPC9801においては、文字は一画面あたり、
全角40字×25行=1000字
しか表示できない。が、それをドットの集合として現そうとすると
640×400=256000個
もある。これを、リアルタイムで動かすとなると、ハードウェアやソフトウェアに
負荷される計算量は莫大となる。
魔っ苦では、同一画面に色々な書体を混在できるが、これは、文字を「ドット」
の集合たる「画像」として扱っているためである。このように、
CUI:CHARACTER USER INTERFACE
と比べると
GUI:GRAPHICAL USER INTERFACE
は一段も二段も高いハードのレベルを必要とする。GUIはメモリもCPUパワー
も大食らいで、資源の無駄使い?なのである。
#1-1 GUIは本当に必要か?・・・・「開けゴマ!」の教えるもの・・・・
MS−DOSのパソコンがなぜ初心者を拒むか?
という最大の理由はコマンド。
「えぇっと・・・・開けニンジン!・・・・開け開けチューリップ!・・・・だめだぁ・・・・」
という様に、定められた【予約語 : PRIMITIVES 】を一字一句正しく入力しなければ、
一瞬にして、かの盗賊が嵌ったような絶望の淵に落としこまれてしまう。時期的には、
先に魔っ苦が登場し、【アイコン】をマウスなどのポインティング・デバイスにて、
指し示してやる事によって選ぶものという【先入見】が生まれてしまったけれども、
【絵】でなく【文字】で表示し、それをカーソルで選ぶというやり方。すなわち、
【文字】にてメニューを示す(キャラクター・メニュー・シェル)方式にても初心者
でも十分にマシンを使いこなす事ができる。
具体的に言えば、FD、エコロジー、そして、最近登場した、DOSシェルもそう
である。メモリもCPUパワーも少なくて済むので、より安価な機器にて所定の操作
性が得られるのである。
出来れば、私も近々にRA21から486DX2(66MHZ)マシンにしたいと希望して
いるのだが、それは、WINDOWSを使うためではなく、
「あぁ・・・・VZって軽いんだなぁ・・・・」
とつぶやくためである。
#1-3 後発のWINDOWSの利点
CUIであるMS−DOSの上に、GUIシェルであるWINDOWSを乗せると
いうやり方をしているため、「冗長性」が高い。いざとなったらMS−DOSという
事が可能である。システム・ダウンした場合にも、
「曲がりなりに仕事をしなくっちゃいけない」
という体験は誰しもなさっている筈である。そういう時に、WINDOWSだと非常
に助かるのである。
先日、EXCELのガイドブックを見ていて笑った笑った。
「出来るユーザーは・・・・・エクセルを『ホット・キー』で使う・・・・・」
つまり、習熟したユーザーはマウスなんて使わないって事。キーボードから手を離す
時が惜しいのだった。では、何のためのGUIなのだろう?
必要ない時は CUI で うんと速く使い・・・・・
必要な時は GUI で 使う・・・・・
【冗長性】に優れた「WINDOWS」には【後発の強み】がある。
#2-0 68系CPUの限界(1)
386系の石、RISC系の石、は将来性満々なのに、68系の石には限界があり
GUIに必要な高速化が困難になってきたというのは周知の事実である。
近年中に発表される80586(P5/pentium)・80686は
CISC+RISC=CRISC
と呼ばれる、従来の386系のソフトウェアを継承し、なおかつ、パイプラインや
スカラー処理などの、RISCチップが得意とする高速化技術を取り入れたものと
なっている。「インテル2000」とは如何なるものになるのか、は空恐ろしいばかり
である。
とにもかくにも、GUIを標榜するからには
「速くなくっちゃ 話にならねぇ!」
のである。もちろん、それでかつ「安く」なくっちゃいけねぇのだが。
RISCマシンは速いが・・・・・ソフトがない・・・・・という悩みを解決するために
出てきたのが
魔っ苦ソフト → UNIX コンバータ
である。法廷闘争も予想され、先行きに興味深々である。結局、現在の個人ユーザ
の「ハイエンド」の価格帯にて「ワークステーション」のスループットが近い将来
予想されるRISCマシン。考えようによっては、
魔っ苦はRISCになる
と考える事もできる(毒林檎電脳が、そのソフトを買収する)。
考えてみると、DOSマシンのソフトの方がずっとUNIXを介してRISCの
マシンに焼き直しやすいのである。そんな事しなくっても、586や686だった
ら、ほぼ今のままで動くのである。
ちと話は変わるが、
【松】 から入った方は いつまでも オアシス・ライク
【一太郎】 から入った方は いつまでも 一太郎・ライク
ユーザー・インターフェースって、一度おぼえるとなかなか変えられないものだ。
「魔っ苦でエクセル」
というユーザーは結構いる。その一方、かくいう私もそうなのだが、
「DOSマシン で 123」
という方はゴチャマンといる。「123」から入った私には「エクセル」は使いに
くくてしかた仕方がない。
「エクセル党 = 魔っ苦党」
という図式がいつまでも、ちょいと前までは頭の中をちらついていたものだった。
だが、マイクロソフトも、それに留まっていれば、ユーザ拡大に限界を感じるの
でWINDOWS版を出す。負けずに、ロータスも 魔っ苦版の123を出すという
事であろう。ソフトの移植は、将来へ向けての「囲いこみ」なのであるのだろう。
かの【QUICK TIME】すら【WINDOWS】へ移植されるのである。
これには毒林檎電脳が魔っ苦というハードに見切りをつける模索をしている、という
説もある。利益率の低い低価格機への偏重により、ハードウェアを売ってゆく事は、
ビジネス・スクールの優等生ぞろいの経営陣の方々には掬うべきクリームとは映らぬ
ようである。68系CPUに致命的な「先行きの無さ」がある以上、ハードとしての
魔っ苦に依存していてはいけない。
「”NINTENDO” のように【ソフトで利益】を挙げたら良い!」
という戦略とも思われる。マルチメディア時代は、
「タイトル(オーディオ・ビジュアルなソフト)」
の勝負だから、ライセンスによる収益を考えているのだろう。
いずれにせよ、毒林檎電脳の首脳でさえ、
「ハードとしての魔っ苦の終わり」
を感じているのであろう。
「大量の魔っ苦難民」
の受け皿を探して、知恵者は知恵を絞っているのだろう。
#2-1 68系CPUの限界(2)
メモリ管理の方法から、「魔っ苦はウィルス作成にうってつけ」との声も聞かれ
る。昨今、ますますに「肥大化」するシステム。この「樹海」にも似た、ファイル
の森。幾つかに分割され、ウィルス・チェックを拒む「ウィルス」。感染した際の災禍
を想像するだに恐ろしい。
ちょいと具合がおかしいので、魔っ苦を修理に出したユーザーがいた。帰ってきた
ハードディスクを念のためウィルス・チェックにかけたところ、出てくるは出てくる。
ウィルスのテンコモリ。思わず口をついた言葉は・・・・・
「おまえ、何処で遊んできた?」
皆様、くれぐれも、
PDS : Public Domain Sex に気をつけましょう!
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OLS(On-line Software)は、安心できる「J98C」とか「FGAL」などで
落とすようにしたいものである。