#2492/3137 空中分解2
★タイトル (JHM ) 92/12/11 7: 5 ( 69)
《風の谷の伝説》 カラオケ救
★内容
ここ数日、少女は咳に喘ぎ苦しそうな顔をしていた。鼻水が垂れ、ティッシュで押さ
えても押さえても止まらないのだ。とうとう思いあまって、両方の鼻の穴にティッシュ
を丸めて、栓をした。咳込みがあんまり酷いので、息が苦しくなり、両手とティッシュ
で口を押さえているうちに、顔を真っ青にして倒れて意識を失った。
瞳孔は開大し、反射も消失。そして、脳波も平坦となった。
「 脳死や 」
誰とはなしに言った。台所に洗い物の腐海を形成している彼女の恋人は、
「 腎臓なんぼで売れるかな? 」
なんて、皮算用していた。しかし、幸か不幸か、彼女を小さい頃から知っている老いた
開業医を引退した先生がやってきた。
「 な〜に 心配することは無い この子は風邪のたびに こうなんじゃよ 」
「 風邪のたび? 脳死? 」
「 風邪のたびの? 脳死? 」
そう、彼女は
「 風邪の度の脳死や 」
だったのである。しばらくして声がした。
「 のう〜し 」
何処の方言かは知らないけれど、彼女は目を醒まして、
「 三角カステラが食べたい 」
と言った。
もとい!やりなおし!
nausea (ノウシア)
というと 英語で吐き気の事である。彼女は、貴方と同じ様に風邪を引くと吐き気を
催す、催物の名人だったのである。もっとも風邪を引かなくとも、効果は同じだという
通説判例も引用されているのであるが・・・・。彼女は歌う。
う〜つむ〜きが〜ちに 私は〜 手鏡を見つめてる〜
自分の〜 ××××に 呆〜れている
それは、何故だと尋ねたら〜・・・・・ベンベンベンベンベン・・・・・。
メチカブーカバビデブーカ チビデデブデブス
モライテアルカナ チビデデブデブス
チビデアーレブスデアーレ ウチガヨケレバ
ギャクタマ〜モハヤリサ チビデデブデブス
チビデデブデ チビデデブデ チビデデブデブス
捨てる神あれば、拾う神あり・・・・メデタシ・・・メデタシ・・・・