#1788/3137 空中分解2
★タイトル (HBJ ) 92/ 6/11 5:30 ( 24)
リレーQ>ブッシュ大統領殺人事件(9)<コウ
★内容
一番最初の喫茶店のシーンで、海野達の会話に耳ダンボだった女は、今でも、新聞を読んでいた。
新聞は読んでいたが、全然、読んでいなかった。
つまり、海野の言った台詞が、頭の中でグルングルンしていたのだ。
海野は、こう言った。「湾岸戦争か。とっくの昔って気がする」
なんでも、かんでも、すぐに、とっくの昔になってしまうんだわ、と、女は思った。
「実際、わたしなんて、名前も無い内に、みんなに忘れられているじゃない」
急に、ムカムカしてきて、女は、テーブルを蹴飛ばした。
テーブルが倒れるのと同時に、喫茶店のドアが開いて、なんだか、分からない集団が入って来た。
サラリーマンみたいのもいれば、学生みたいのもいるし、一体、なんの集団なのかしら?訳の分からない集団は、テーブルにつくと、訳の分からない会話を始めた。
再び、女は、耳ダンボとなる。
「五ハ戦争」とか「大型小説」とか「大騒ぎシリーズ」とか、訳の分からない事を言っていいる。
「いやあ、しかし、あきちゃさんは、腕一本でやってきただけあって、さすがですねえ」「そうでもないけれども」
「俺なんて、指3本ですよ」と言って、訳の分からない集団の中の、訳の分からない約一名は、マニュキュアを塗った指を、天にかざした。
「それにしても、今度のリレーQ、最後まで、うまく行くかなあ」と、マニュキュア男の隣の、訳の分からない、レザージャケットの男が言った。
「うまく行かない場合は」と、サングラスの男が言った。「私が殺ります。これも、OPの責任だと思うから」
(続く・・・・カナ?)