AWC 深夜連載小説「ティーンミドル」(4)クエスト


        
#1307/1850 CFM「空中分解」
★タイトル (AWC     )  88/12/ 8  22:57  ( 63)
深夜連載小説「ティーンミドル」(4)クエスト
★内容
 恭一は密かにこういうことを期待してはいたが、好奇心が一杯とは言え地球人とバ
ルト人とが一緒の布団に入るなどということが簡単にはいくはずがないと思っていた。
 しかし、それはいともあっさりと実現したのである。
 キャンディーは少し震えながらも恭一にそっとしがみついてきた。
いま目が覚めたかのように恭一は振る舞う。
「うーん、あれ?キャンディーじゃないか。こんな夜中にどうしたんだい」
「いやーーん、恭一さんの意地悪ぅー、キャンディー、恭一さんを初めて見た時から
好きになっちゃったの...」
「そうかい。やっぱりな、いやいやいや、こんなことはよくないよ。今夜は僕が君を
抱いていてあげるからゆっくりおやすみ。でも、もうこんなことをしてはだめだよ」
 と、思いっきりキザをした恭一であったが、キャンディーをそっと抱きよせて
リンスの匂いのする髪をなでたり、キャンディーの温かいふとももの感触を感じたり
している間に脆くももともと殆ど無い理性が崩れ去り、めくるめく快感の世界に
突入してしまった。何という事だ。宇宙人と平気で...
 まあ、それからは何と言うかまるで堰を切ったかのように次から次へと女の子が
夜毎恭一のベッドを訪れ、地球人とのワイルドな交歓を堪能した。
 流石にシャーミー先生はそういうことはなかったが。
 さて、こうなってくるともう見境がつかなくなるというか、そもそもこの5人の
女の子と恭一以外にはときたまシャーミー先生が顔を見せる位で他の乗り組み員は
誰もまだ姿を見せない、だから昼間でも目茶苦茶というかしたい放題をするように
なってしまった。
 バルト星人はお互いに嫉妬しあったりしない、おおらかな性質らしく、恭一を中心
に快楽と官能、大輪のエロスの花が咲いてしまった。
 その詳細はあえて記すことは控えるが、恭一は考えられる限りの猥褻行為を5人に
指図しながら実行したということらしい。
 キャンディー、花子、エクセル、サーディー、蘭の5人の美少女も行く時は徹底的
に行くというか、どんなことでも平気でする、旅の恥はかき捨て、まったく好きな
女の子達であった。
 しかも彼女達は吸うととても気持ちの良くなる、地球のマリファナのようなものも
持っていて、快楽は加速度的に膨らんで行った。

 そんな生活が果てるともなく続いたのであるが、さすがに恭一もやりたい事はやり
尽くしたというか、地球での学生生活が気になってきた。
「キャンディー、僕がここへ来てから何日経ったのかなー」
「へー、恭一さんたらやっといやらしい事以外考えるようになったのねー」
 キャンディーは薬でラリった目を恭一に向けて言った。
「さあ、わかんないわ。最近時計も何も見ていないし。あれ何回まわったっけ」
 キヤビンの窓からは地球の青く美しい姿が見えた。ここの猥雑さと比べると身が
引き締まる思いを恭一は感じる。
「まあ、いい。しかし、よく考えて見ると僕は君達とは親しいというか、地球人とでも
とてもできないようなことまでしてしまっているけど、ここの他の人達には全然会って
ないな。船長とかクルーとかいるんだろう」
「まあそうね。でもそんなに沢山はいないわ。この船は大きいけど、あんまり手が
かからないのよ。操縦したりするのに」
「君達の修学旅行のためだけにしてはコストがかかりすぎているようにも思うし」
「そんなことないわよ。私達、地球で言えば上流階級なの。バルト星では厳格な身分
制度、いいえ、種族からしてまったく違うようになっているの」
「なんだって!君達の星は封建制度なのか?」
「そうかも知れないわね。でも、皆が皆いい生活をするのは無理だと思わない?」
「ごく少数の存在だけが楽しい生活を保証されていて、残りはそれに尽くす存在なの
よ。それが宇宙の掟なの」
「だいたい、貴方たち地球人だって大きい目で見れば自分達は欲望の限りを尽くして
いて、牛や馬や他の生物を徹底的に自分達の為に利用している訳じゃない?似たような
ものよ」
「まあ、そう言われればそうかも知れないな...」
 恭一は何となく丸め込まれてしまった。
「でも、一度この船の中をよく見てみたい。折角こんな珍しい、そしてまあ楽しい
経験をしたんだし」
「あら、いいわよ。今まで恭一さんは飢えたように私達を求めていて、とてもそんな
余裕はなさそうだったから黙っていたけど、私達も船の中を案内したかったの」
 キャンディーは服を着るとシャーミー先生を呼びに行った。

                   つづく




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