#3746/3760 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 26/01/08 17:22 ( 22)
長い単発ドラマは後回し 永山
★内容
NHKで放送のドラマ「テミスの不確かな法廷」初回を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
原作は直島翔による同名小説で、未読です。検索して初めて名前を知った作家さんで
すが、読み方は「なおしましょう(直しましょう)」でいいのかしらん。(^^; 読書メー
ターなどのサイトにある評価はさほど高くなく、期待しないで観始めました。
それがハードルを下げ、結果的によかったのか、結構楽しめたです。とりあえず、主
役を務めた松山ケンイチの演技力・表現力に拠るところは大きいんでしょうけど、そこ
は置くとして。
法廷物・リーガル物といったらスタイルがだいたい決まっていて、本作もその点は脱
していないように感じました。捻りとしては、主人公の裁判官(特例判事補)が、AS
DとAHDHの診断を受けていること。症状は自覚できても改められない、それでも他
人の機微を理解しよう、少なくとも反応は常識的なものであろうと努力・苦悩している
……ただ、モノローグのせいか、半ばあきらめている印象がなきにしもあらずだったか
な。ちょっと違うんだけど、海外ドラマ「名探偵モンク」の主人公モンクを思わせると
ころがあるような。
初回では、そのキャラクター以上に、ストーリーに興味を惹かれました。「当たり屋
詐欺だと思われた案件が、実は」という流れが面白い。視聴者に対して手掛かりがあん
まり示されないまま、真相の説明に入ったのでミステリとしてはやや弱いかも。それで
も隠されていた物事の意外さのおかげで、一定の満足感はありました。次回からはミス
テリ色が強めになることと、法廷物としてのバリエーションに期待。
ではでは。