#3648/3648 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 25/10/10 18:18 ( 24)
“優勢”な仮説 永山
★内容
WOWOWのドラマ「夜の道標 ―ある容疑者を巡る記録―」第四回を録画視聴。ネ
タバレ注意です。
これまでは、何らかの仮説や証言を基に捜査が進むかに思えても、完全な空振りだっ
たり、証人が期待していたほど事件について知ってはいなかったりと、結局はほとんど
進展してないのでは?と感じることが結構あったんですが、今回は“本命”がついに出
て来た感じ。
ネタバレ注意と言いながら、ぼかしますけど。時代設定をどうして完全に現代にしな
いのかな、原作準拠だとしても何かあるのかな?というのが、小さな疑問として頭の片
隅に引っ掛かっていたんですよね。それが今回分を観て、なるほどそういうことかと。
登場人物の年齢を思えば、完全に現代にすると辻褄が合わなくなる、多分。
逆に言えば、勘のよい人で、法律に詳しい人なら、時代設定から類推して“これ”に
気付くかもしれない。
平良刑事の息子が飛び降りを図って重傷を負い、入院。この件はやはり、事件とは直
接関係はないでしょうね。次回が最終回だし。(^^; テーマであろう親子の問題とし
て、描かれているはず。
親友の波留が会っている男が指名手配犯の阿久津だと気付いた桜介、前回は警察署の
前まで行きましたが、結局は通報していなかった。台詞では「見間違いかもしれない
し、再確認したかったから言わなかった」と言ってましたが、ほんとは波留のことが心
配で、すぐには通報できなかったような雰囲気が感じられ、なかなかよい演出。
一方、波留がどこかからおかずをもらってきていることを知った波留の父親は激怒
し、長尾豊子の家に乗り込むどころか、勝手に上がり込んで、探し回る。恐らくはこれ
も金目当ての振る舞いなんだろうなと想像がつくので、くずっぷりが一層強まった。
ではでは。