AWC 馬謖の職場の続き   永山


        
#3626/3651 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #3625 ***
★タイトル (AZA     )  25/09/21  17:21  ( 31)
馬謖の職場の続き   永山
★内容
 昨日の書き込みのネタ「馬謖が実は生き延びて密偵になった」案、今の自分では書け
ないだろうし、この先月日を経てミステリ以外に手を広げる余裕があるかどうかの自信
もない。(^^;
 なので、生成AI(CopilotのGPT5)に「こんなの思い付いたんですけど
〜」って感じで入力して、大まかな粗筋及び概略を小説にした極短いテキストを作って
もらったです。
 で、読んでみると、思いの外面白い。(^^) 小説としては分量が全然足りず、脳内で
補って読む訳ですが、自分自身で設定をしているので、脳内保管もすいすい行く(笑)。
 当初は、馬謖が密偵活動をすることのみを提案したので、蜀は多少巻き返すものの結
局は史実通りに破れる展開でした。
 そこで、どうせなら歴史IFを徹底させようと思い付き、「五丈原で病に伏せった諸
葛亮が先は長くないと悟り、馬謖を呼び戻して後継指名する。そして最終的に蜀国が覇
権を握る」という案で書いてくれるよう入力してみた。
 さすがに、魏の国が滅ぶ場面はなかった(描くとしたらかなり無理を通す必要があり
そう)けど、五丈原で馬謖率いる蜀が司馬懿率いる義軍を撤退に追いやるくだりは、そ
れなりに説得力があったように感じたです。「五丈原から撤退する義軍を、馬謖が街亭
で罠に掛けて圧倒する」という二重の意味で雪辱する展開は胸熱です……が、これもさ
すがに距離や経路などに無理がありすぎて、そのことを指摘する代案を出してきまし
た。
 そういった細々とした齟齬を直せば、結構行けそうな気がする。誰か書いて。(^^)

 が……。
 生成AIに書いてもらうのと並行して、類似設定の作品についてあれこれ調べる試み
を続けていると、伴野朗の小説『呉・三国志』の「北伐の巻」で、「馬謖は処刑されず
実は生き延びて密偵になった」設定が用いられているらしいことが判明。うわ、やはり
先例があった。
 幸いと言っていいのか、『呉・三国志』は三国の内の呉を主役に据えた作品で、馬謖
のくだりはサイドストーリー的扱いのようです。密偵・馬謖を主人公にした物語なら、
まだ大丈夫のはず、多分。

 ではでは。




元文書 #3625 馬謖の職場   永山
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