#3583/3599 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 25/08/11 17:23 ( 25)
勿体ない演出 永山
★内容
WOWOWのドラマ「殺した夫が帰ってきました」第五話を録画視聴。ネタバレ注意
です。
前回の感想で記した不自然な点については、特に言及なし。あれで確定なのかな。ま
あそういうものだとして観ていくしかない。残り一話だし。
愛と茉菜とで入れ替わりが行われていたことが、茉菜を名乗っていた愛の口から語ら
れましたが、とりあえずその告白自体は真実だと受け取っていいのかしらん? これが
嘘でここからまたさらに状況をひっくり返すのは、さすがに荒技に過ぎる。(^^; それ
でも、こういう主観的な語りは嘘である可能性が常にある(たとえドラマ上、映像化さ
れていても)のだから、制作サイドには、これはほんとのことを語っているんだよと分
かる何らかのサイン、可能であればロジックを作中で示してほしい。ハードルの高い要
望かもしれませんが。
成り行きで和希になりすましていた男・佑馬は、実は茉菜の兄(血のつながりのな
い)だと判明。その事実と前後して、茉菜が結婚したいほど好いている相手の輪郭がは
っきりしてくる。……そこはいいんだけど、この設定なら、視聴者にもっと早くアノ写
真を提示することによって、愛が佑馬を茉菜の夫だと信じたくだりを、視聴者により強
く&すんなりと飲み込ませられ、しかも後により強い驚きを与えられただろうに。勿体
ない。
最終盤、茉菜の自首に付き添って車で出発したという愛の話が、いよいよ佳境に入ろ
うかというタイミングで、佑馬が「待ってくれ」「俺が一番知りたいのが今、茉菜がど
うしているかなんだ」などと言い出すのは、流れとして変な気がする。今まさにそのこ
とを愛が話そうとしているのに、ストップを掛けたみたいになってる。「五年前のこと
から順番に話すんじゃなくて、結論(結果)だけ教えてくれ!」ってなニュアンスだっ
たのかな?
ではでは。