AWC 昭和プロレス縁の“上”の力持ち   永山


        
#3462/3593 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  25/04/22  10:23  ( 23)
昭和プロレス縁の“上”の力持ち   永山
★内容
 新間寿、職業“過激な仕掛け人”が逝去。九十歳。ご冥福をお祈りします。
 昨日、訃報を知る前にたまたま見ていたプロレス試合結果データベースで、新間寿の
プロレスデビュー記録を見付け、そういえばそうだったけっとうっすら思い出してまし
た。完全に忘れていたなあ。日常的に鍛えていたそうだけれども、それでもこの年齢
(当時六十三歳)でよくやるわと思った憶えが。
 自分は、素人がリングに上がって試合をすることについてどちらかと言えば批判的立
場を取っているので、新間寿プロレスデビューと聞いてもさして興味を持てなかったけ
れども、今となっては動いているとこを見てみたい気はします。
 訃報記事に載っている氏の功績を改めて書いてもつまらないので、書かれていない物
の中では、藤波辰爾が凱旋帰国する前にMSGでジュニアヘビーのチャンピオンになる
お膳立てをしたことが一番かな? 藤波自身のセンスと努力もあって、それまでヘビー
級一辺倒だった日本のプロレス界に、ジュニアヘビーを定着させることになった訳で。
 もう一つ、功績と呼ぶには中途半端だったと思ったのが、猪木のWWFヘビー戴冠。
徳島で王者バックランドから、シン乱入によるややラッキーな王座奪取、東京での初防
衛戦では同じくシン乱入による不透明試合のノーコンテストとなり、猪木が返上を表明
という流れは誰も得をしていないような。その後MSGで王座決定戦が、猪木とバック
ランドの間で行われると謳っていたのに、実際にはバックランドとダンカンで決定戦。
名誉職に近いとは言え当時WWF会長だったのだから、もっと強権発動できなかったの
かしらん。日本での王座移動劇って、やっぱり(馬場全日本がNWAを獲ったのと同じ
く)バックランドに契約したギャラとは別個にボーナスをはずみ、日本にいる間だけベ
ルトを渡してもらったのかな。

 ではでは。





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