#3398/3612 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 25/02/26 17:30 ( 23)
NHKのドキュメンタリーと同日放送だった 永山
★内容
フジテレビ系で放送のドラマ「119エマージェンシーコール」第六回を録画視聴。
ネタバレ注意です。
訓練中に怪我を負った消防隊員が治るまでの期間、指令センターで勤務することに。
この隊員が“現場に出て行く者が一番偉いんだ”気質であることは、これまでの回でち
らほらと示唆されてきたので、まあここからの展開はだいたい予想が付きますし、事
実、ほぼその通りに進んだと言っていいでしょう。
そういう意味では予定調和的、王道を行く黄金パターンと言っていいのですが、それ
でもなお面白く感じるし意外性もある(私の予想とは細部でちょっと違った展開をした
せいもあります)。加えて、救助要請のタイプがほんとに多種多様で、決まった答がな
いのがよく分かるし、応対する大変さが伝わってくる。そういった観点からは、気付き
を与えてくれる話にもなっている。作中で、100回の通報が空振りだったとしてもそ
れでも101回目の通報に応じる、みたいな台詞が幾度か出て来ますが、それに準える
なら、100の通報にうまく対応できたとしても、101回目に同じ手が通用するとは
限らないって感じ。
毎回感心するのは、通報の“ネタ”の選択が素晴らしいなと。このテーマを浮かび上
がらせるにはこれ、という組み合わせがよく考えられている。
そういった単一のエピソードとは別に、縦糸になるであろう話も動き出した。一つは
主人公の姉について、色々示された。言葉を話せなくなったようだけど、まだその原因
が暗示だけで、明示はされていない。どのように解決に向かうか、今のところは見えな
い感じ。これがもう一つの、堂島の病気の件と結び付いているいるのかどうかも含め
て、注目です。
ではでは。