#3340/3589 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 25/01/04 19:46 ( 20)
アンバランスさ 永山
★内容 25/01/05 20:11 修正 第2版
ドラマ「十角館の殺人」、続きを少し視聴したところで感じたこと。
やはり、原作小説を読んで知っているが故に、気になるとこが気になる(^^;のは仕方
がない。(少なくともこの段階では)同等の扱いをすべき複数の登場人物の映し方に差が
あるように見える。一介の使用人とかならまだしも。
その辺り、不自然なカメラワークに感じられるんですけど、これって、種を知らない
人にとっては気にならないのかどうか。
ネット検索してみると、『十角館の殺人』は“記憶をなくして再読したい本”によく
挙がる推理小説として位置づけられているようです。個人的には、本作がドラマ化され
る前までは、記憶をなくして再読したい本というのは言いすぎかなと思っていました
が、こうして映像化されると確かに一から味わってみたいという気持ちになります。“
記憶をなくしてもう一度味わいたい作品”ですね。
よりわがままを言えば、あるいは理想を言えば、“小説を読み、次に漫画、ドラマの
順で味わう。それから記憶をなくして今度はドラマから味わって、小説、漫画と続ける
”のがいいんじゃないかなという気が、今のところしています。でもまあ、ドラマ版を
観終わったあと、この感覚に変化が生じるか否かというと、生じない可能性が圧倒的に
高いでしょう。「映像化不可能」というのが大きなフックになる作品であるのは動かし
ようのない事実でしょうから。
ではでは。