#3309/3576 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 24/12/06 01:13 ( 32)
あくまでも本格ミステリ・推理に限れば 永山
★内容
本題の前に。
現在メインで使用中のパソコンを今日の午前中に、修理に出すことに。しばらくは旧
パソコンで凌ぐつもりでいますが、どこまで安定して使えるのか不透明なので、とりあ
えず今日の分の書き込みを早々に。
もちろんこの文章は旧ではなく、修理に出す方のパソコンを使って書き込んでいま
す。
中山七里の小説を意識して読んだ記憶は……ないなぁ。(^^;
中山七里の著書を原作とするテレビドラマや映画をいくつか観た覚えがありますが、
あまり印象に残っていない。合わなかったのかな。
私が合わなかったかもという一事をもって、ミステリ遺伝子のあるなしを測るのに、
中山七里作品の合う合わないは適さない、とまではとても言えませんが、参考までに。
あ、WOWOWでいくつか制作された中山七里ドラマの内、「贖罪の奏鳴曲」は割と
面白かった記憶があり、印象に残っています。主人公(御子柴)を支持できるか否かと
は関係なく。
『十角館の殺人』は、今のミニブームに乗ってミステリを普段読まない人も読み、面
白さを感じ取っている割合は高そうですから多分大丈夫だと。ただ、(小説を読んだ限
りですが)贅沢を言えば、ミステリの基本的なというか古典について知識があった方
が、より引っ掛かりやすいでしょうし、驚きもより大きくなる気はします。
そういったミステリの知識とは関係なしに、本格ミステリ“読者”度を測るのにちょ
うどいい物差しになる作品は何かと問われたとしたら……昔だったら横溝正史の『本陣
殺人事件』『獄門島』やエラリー・クイーン『Yの悲劇』、アガサ・クリスティ『そし
て誰もいなくなった』といった顔ぶれになりそうですが、現代ではどうなんだろ。
読者度ではなく、(書けるかどうかは別として)本格ミステリ“作者“度を測るな
ら、トリック集成的な本を読んで面白がれるか否かが、割と大きなウェイトを占めるん
じゃないかしらん。※トリッククイズ本は、トリック集成とは似て非なる物という解釈
で。
ではでは。