#2350/3573 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 22/09/10 17:10 ( 22)
良書が弊害になるケース(汗) 永山
★内容 22/09/10 17:30 修正 第2版
横溝正史ミステリー&ホラー賞向けに書いてきているのですが、途中で大沢在昌『売
れる作家の全技術』に目を通したがために、既に書いた分を大幅に直したくなってき
た。特に出だし。思わせぶりなフラッシュバック的シーンを冒頭に置いてはいるもの
の、それ以降は凡庸で惹きつける物がないなーと痛感。次の見せ場までが長いし、何か
一つアクションを入れたくなってきた。
けど書き直していたら九月末の締切に間に合うはずがなく、どうしようか悩み中。だ
め元でこのまま進めて出すか、納得のいく形に改稿して次回もしくは別の賞に回すか。
もちろん今も書き進めてはいるものの、明らかにノリが悪くなっている。しょうがな
いので、乗りやすいところ、謎の提示場面とか解決シーンに着手してみたら、やはりそ
れなりに筆が進む。(^^; これはこれで、後にくっつけるときが心配ですが。波長が微
妙に違っているというか。
あと、筆が乗りやすいシーンばかり書いていると、手掛かりとなる記述をしたとき
に、「あれ? これ、バレバレなんじゃあ……」と不安になってくる。前後の何でもな
いシーンに紛れ込ませるのが、隠し方の第一歩だから、逆に前後に何もない状態だとあ
からさますぎるように、感じてしまう……のかな。
他の賞では、江戸川乱歩賞がWeb応募可能に舵を切って何年か経ち、前回の受賞作
が(まだ粗筋しか知りませんが)、ライトノベルというかセカイ系の匂いが多少するも
のでした。果たして偶然なのか、気になる。主催側も賞の傾向やイメージの一新を意図
していた(いる)のかも?(あくまで想像です)
ではでは。