AWC 右から左に受け流せない   永山


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#1944/3571 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  21/09/27  20:12  ( 33)
右から左に受け流せない   永山
★内容                                         21/09/29 19:28 修正 第2版
 一週間ほど前、料理でスライサーを使っていると、手にしたたまねぎが滑って、親指
の爪をちょっと深めに切った。血を見ることなく済んだんだけど、爪が浮く感じで嫌。
包帯なんかを留める茶色いテープを使って、右手親指を保護。爪がほどよく伸びたとこ
ろで切るつもり。ただ、テープで押さえ込んでいるせいか、伸びが悪いような。
 で、昨日、やはり料理中に手が滑って、包丁の刃が左手の親指の第一関節をかすめ
る。皮が切れた感じだけど、今度はさすがに流血。左手の怪我のきっかけは右手の親指
の状態が多少は関係してるんだろうな。絆創膏の類がなかったので、やっぱりテープで
カバー。
 手や指の怪我と言えば、毎度のことながらパソコンのキーを叩くのに影響が出る訳
で。右手だけならまだましだったのに、両手ともとなるといや〜な感じが常にするな
あ。

 テレビ朝日で放送のスペシャルドラマ「欠点だらけの刑事2」を録画視聴。ネタバレ
注意です。
 同局でその前の週まで放送していた連続ドラマ「緊急取調室」のレギュラーメンバー
を演じた役者二人が、こっちにも出てる。もうちょっと放送する日時を考えるべきだと
思うんだが。
 「欠点だらけの刑事1」は観た覚えがないんだけど、三年くらい前にやったとか。今
回の2のみで判断すると、米国ドラマ「名探偵モンク」の線を狙ったのかな。そう感じ
た人が他にもいたようで、主役の刑事のキャラクターがモンクと似ているのは間違いな
いと思います。それを笑いに結び付けるのは、残念ながら米国の方が上手。本作では、
欠点という特徴を、その欠点による嫌な人間として描くことで示そうとしている。
 刑事の推理力は、二時間という枠があるにしては、少し物足りないかも。何かを疑う
きっかけになる推理は面白くてそれなりに説得力がある一方で、事件の決め手や証拠に
関わる推理は、途端に曖昧さが増す感じ。「名探偵モンク」は基本的に一話完結四十五
分作品なので、推理に関する弱さをいいあんばいで処理できていた気がする。
 ただしこれは、「名探偵モンク」が倒叙スタイルを取っているのに対し、「欠点だら
けの刑事」はオーソドックスな謎解きタイプであることを考慮に入れなくちゃいけない
でしょう。倒叙だと犯人が序盤から視聴者に明らかであるが故、推理・根拠が多少薄め
で決定打を欠いていても、「見事な推理だ!」と感じられる側面があるかもしれないた
め。

 ではでは。





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