#1915/3568 ◇フレッシュボイス2 *** コメント #1053 ***
★タイトル (AZA ) 21/09/05 19:54 ( 46)
未・読了>らいと・ひるさんの『アリスの二重奏』その9 永山
★内容 21/09/05 19:57 修正 第2版
らいと・ひるさんの御作も時間があるときに読まなくてはと思い、久々に(汗)開い
てみたところ、小説情報にあるタグに気付きまして、そこから辿ると、某賞の一次を通
過しているじゃありませんか。感想を書きづらくなったかも? (^^;
とりあえず、「■取引 〜 Gryphon II」で少し気になった表現がありましたので、ご
報告をば。あっと、未読の方々にはネタバレ注意!です。
@@引用開始(指摘付き)@@
ここならば誰かに目撃されることなく静かに話ができるだろう。底辺高であれ
↑
間違いとは言い切れませんが、「底辺校」の方がいいかも?
このまま美術部にいたってツライだけ。それくらいわかりなはれ!」
↑
ここにこの関西弁は違和感ある〜
めぐみ先輩が右上に視線を向けながらそう答えると、花見川先輩から「そうなんか
?!」
↑
らいとさんは「?!」を使うんでしたっけ? 「!?」と思ってました。前にも同じ
こと聞いていたらすみません。(^^;
『あ、なんかわかる気がします」
『だから、二人の状態を対等に持っていくってこと? 違う、この場合は戻すのね」
↑
上の二行とも、文末の括弧が』の変換ミス?
@@引用終了(指摘付き)@@
内容面。
正直少々忘れかけていた部分もありましたので、思い出すためにちょっと前に戻って
ざっと読み直して、記憶を補いました。
で、これも前に書いたかもしれないのですが、パターン化しているのがしんどくなっ
てきているかなあ。ほぼすべて、主人公サイドから綴っているため、そのあとの展開が
おおよそ想像が付く上に、各エピソードの流れが似たり寄ったりだと、一部の読者は飽
きを早く感じるかも。もちろん、アレンジされているのは分かります。当初の推測が外
れだったり、仕掛け(対処)が二段階になっていたりで、面白い。ただ、美味しいラー
メンでも毎食は無理、みたいなことでして。
そういう観点から言えば、前にあった孝允が自身の現状を探りに行くくだりとか、今
回読んだ分にあった写真の件は、目先が転じて、かつ、読者を引き込むいい展開だと感
じました。
ではでは。