AWC “節子、それ伏線やない”   永山


        
#1815/3819 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  21/06/08  19:22  ( 36)
“節子、それ伏線やない”   永山
★内容
 日本テレビ系で放送のドラマ「ネメシス」第九話を録画視聴。ネタバレ注意です。
 うーん、いよいよだめだめになってきた感が強い。複数名の推理作家が関わってい
て、どうしてこうなるのか……悔しい気がしてくる。
 前回の感想で、それはあり得ないでしょと釘をさしておいた「ヤマト=男」云々が、
そのまんま使われていてがっかり。何で違う名字にしなかったんだろ? 佐藤や鈴木と
いったよくある名字でもいいし、二階堂とか綾小路とかでも問題ない。何故、よりによ
って大和にした?
 アンナの代わりに風真が推理を語る理由は、一応分かった。でもそもそも探偵をやる
必要があったのかと。アンナの父親の行方を探るため、色々なところをつながりを持つ
ことが必要だというのなら、随分とのんきで遠回りな話だ。少なくともアンナを人前に
出してはいけないレベルだろうに、現場に連れて来るというのは矛盾している。
 遠回りなのは敵側も同様で、アンナの身体とデータが目的であれば、さっさと誘拐し
て、邪魔ならば風真達は始末しちゃえば早かったんじゃないの。
 風真が、人に好かれることを特技だと言うんですけど、そういうキャラに仕上がって
ないのが痛い。ただただ役立たずのお荷物に見えてしまう。これで人脈が広がるとは思
えない。
 防犯カメラの映像と警察のNシステムを使って、敵のアジトを探そうとするくだり。
何か変なことやってる印象を受けた。個人的に使うのが極めて難しいNシステムがなく
ても、何とかなるんじゃないのかと。防犯カメラで敵の一人の姿を捉えることができた
んだから、とりあえず追えるところまで追おうとは思わないのか。
 アンナの父親・始を監禁し続ける理由って何? 研究を進めるのにどうしても協力が
必要って感じじゃないし、アンナをおびき出すための人質ってことでもなさそう。何の
ために監禁し続けているのかピンと来ない。
 ラストシーン、肝心な遺留品を主人公にだけ分かるように描く演出が、物語のチープ
さを際立たせているような。自信があるのなら視聴者にも分かるよう、堂々と映すこ
と。
 何がよくないかって、局の公式やネットニュースで“怒濤の伏線回収”と謳っている
点。どうしてこれでそんなに自信を持てるのかと疑問を通り越して、ある意味うらやま
しいかもしれない。日本テレビ系列のドラマで、笑いに関して勘違いしている作品は今
までにも割と目に付いたけど、ミステリについてここまで勘違いしているっぽいドラマ
は、ちょっとなかった気がする。序盤のいくつかのエピソードの方がよっぽど面白かっ
たなと、最終回が近付いて思わされるのでありました。(-_-)
 これで最終回にどんでん返しを決めてきて、おおっ!と唸らせてくれたら謝らなけれ
ばいけない。

 ではでは。





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