#878/3572 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 19/03/23 19:59 ( 23)
再び一週間遅れのイノセンス 永山
★内容
校正力。
いえいえ、近年はめっきり衰えてしまって。 ( ;´Д`)o=3=3ゴホゴホ
それに他の方の作品を読むときと、自作を見直すときとで誤字チェックに差が出始め
たな〜とも感じます。自作だと緊張感が薄れてしまっている。初読と再読の差ですね。
自作でも新鮮な気持ちで読み直せたら、随分違うんですけど。
日本テレビ系で放送のドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」第九話を録画視聴。ネタバ
レ注意です。
ここまで結構高めの評価をしていたつもりですが、今回は最終回を前にしてブレーキ
が掛かった感。ずっと協力関係にあった黒川と秋保の間で、対立が生じるのが眼目なの
は明らかですが、いささか無理筋でした。
被害者遺族としての秋保は、科学者としての秋保を覆い尽くすぐらい、十一年前の妹
殺しの犯人が誰かということを確定して、早く安心したい。それは分かる。けど、その
ことと、黒川の立場を否定することとはイコールでつながっていない気がする。だいた
い、こんなことで対立するくらいなら、本ドラマが始まって以来、ずっと反目し合って
いないとおかしい訳で。最終回に向けて、黒川をピンチに追いやるため、秋保との対立
を引き起こすには、もっと前の段階で、いくつもの伏線を敷いておく必要があるでしょ
う。せめて、十一年前の事件を徹底的に科学の視点から調べ尽くしたが、それでも犯人
は自殺した大野だとしか考えられない、ってな風にしておきたい。
とは言え、話の運びは安定して面白い。既存の弁護士物の焼き直しの部分は確かにあ
りますけど、取り上げる事件を冤罪に絞ることで特色は出せていると思う。
ではでは。