AWC 実は一回も盛り上がらなかったコンテンツ   ぴんちょ


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#840/3576 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (sab     )  19/03/03  22:00  ( 43)
実は一回も盛り上がらなかったコンテンツ   ぴんちょ
★内容                                         19/03/03 22:37 修正 第4版
純文学というのはなかったと思いますね。
石原慎太郎とか売れたのだろうけれどもあれは純文学じゃないし、
その後大江健三郎とか安部公房とか海外でも売れたかも知れないけれども
日本の大衆はそんなものは読んでいなかったと思いますね。
まして、吉行淳之介だの安岡章太郎だの売れていなかったと思いますね。
ただあの当時週刊誌ブームが起こって、
吉行淳之介を中心に毎週対談が行われていたので
それでさも文壇とか純文学というものがあるかの様な錯覚が
おこったのだと思いますね。

それと同じで、ロックというものは、一度たりとも盛り上がった事は
なかったと思いますね。
日本最高のロックバンドと言われているものに「はっぴいえんど」
というのがありますが
あんなものは一般大衆にはほとんど聴かれていなかったと思いますね。
(そりゃあ、そこから細野晴臣とか故大滝詠一とか出てきたので、
山下達郎とかユーミンとかに広がっていったのかも知れないけれども、
ユーミンとかはロックじゃないですから)。
80年代終わりにイカ天ブームとかあったけれどもあれはほとんど
コミックバンドだったし
その後の渋谷系とかもほとんど商業的には成功していなかったと思いますね。
つまり、ロックは一度たりとも盛り上がった事はなかったと言えるんですね。
(大昔のグループ・サウンズとかその前のロカビリーブームとかはともかくとして)。
にも関わらず、かつてはロックは凄かったのに今は下火、という、
嘘のロック史をでっち上げるというのはなんでなんだろうと思いますね。
又、そういう嘘の情報に取材してロック小説を書く
というのはいかがなものかと思いますね。


巨大フェスはどうなんだ、と思う人も居るかも知れませんが。
8万人10万人収容の巨大フェス。
ああいうのも家元制というか、
500人収容のライブハウスのバンドを10個あつめれば5000人、
100個集めれば5万人の集客が見込める訳で。
そこに落ちぶれた海外のロックミュージシャンを参加させて更に集客をはかる
という感じですかね。
そういうフェスに参加している若者は、
普段読む雑誌はロキノン、テレビは有線のロキノンチャンネル、
リアルではライブハウスという生活をしているので、
フェスに行くと、「本当に盛り上がっているんだ」と確信するのですね。
それを小生はロキノン現象と勝手に言っていますが。







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