#280/3620 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 17/11/25 20:55 ( 24)
既製品の扱い方 永山
★内容 17/11/26 21:08 修正 第2版
テレビ朝日系で放送のドラマ「重要参考人探偵」第六話を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
よくあるトリックをそのまま使っていたので、正直、退屈な展開。犯人が物凄く往生
際が悪かったのは、まあ新しいか。
既存の有名なトリックを使う場合は、多少なりともアレンジするか、そうでなければ
「それ反則!」って言われるくらい無茶な使い方をして欲しい。
フジテレビ系で放送のドラマ「刑事ゆがみ」第七話を録画視聴。ネタバレ注意です。
今回もストーリー面は好調を維持。ただ、これまでのよかったエピソードには独自色
が濃かったのに対し、今回は既存の作品に磨きを掛けたような印象を受けました。手本
となるフォーマットがあって、そこに足したり引いたりしながら仕上げたような、とで
も言いましょうか。
本ドラマに関して高く評価している細かな気付きに関しても、今回は目新しさではな
く、既視感が強かったです。言うなれば使い古されたものでしたから、そこに何か裏が
あるんじゃないかと疑ってしまった(苦笑)。そういえば、そろそろ弓神の気付きの裏
を掻くパターンが出て来てもいいのにな、と思ったり。
手堅さ一辺倒のストーリーを補ったのが、キャラクターいじり。上司の菅能を全面に
押し出した他、これまであまりスポットライトの当てられていなかった部下の面々にま
で見せ場を用意しており、よくできていた部類に入ると思います。
一つ苦言を呈するとしたら、爪切りに関する不自然さが残るにもかかわらず、途中、
菅能が他の証言や状況証拠を元に事件を自殺として片付けようとしたくだり。あれは演
習的にも勇み足だったんでは。
ではでは。