AWC 一回とばしの影響はほとんどないが   永山


        
#172/3599 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  17/08/16  20:32  ( 25)
一回とばしの影響はほとんどないが   永山
★内容
 フジテレビ系で放送のドラマ「僕たちがやりました」第五回を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 前回分を映像で見ていないので、新たに登場したキャラクターを補完しつつ、観てま
した。ホームレス役の男はもう出ないのかな? ネタ的には使い勝手がよさそうだし、
本筋に絡められなくはない気がする。
 第四回で劇的な展開を迎えた割に、今回は進むスピードが遅い。主人公がうだうだう
じうじやってるところを何度も描写する必要性はまあ分かるけれど、他のエピソードに
もっとウェイトを割いて欲しかった。
 そんなうじうじしていた主人公が、潜伏場所を出て同級生の女子に会いに行こうとす
る流れで、その女子及び彼女が押す車椅子の市橋と道路を挟んで出くわすのは、偶然?
 第三回で、女子からLINEを通じて会おうと言われて、待ち合わせ場所を指定され
てたかもしれないけど、その時点からかなり日数が経っているはずだから、待ち合わせ
場所を決めてたとしてももう無効になってるような。潜伏場所を出るタイミングだっ
て、主人公の気まぐれだしね。
 主人公の仲間(とは呼べないくずとして描かれてるけど)マルは伊豆で一騒動あっ
て、その場から逃げたとは言え、警察が呼ばれただろうから、すぐにでも発見されてお
かしくないのに、うまうまと逃げおおせてる。保護者から捜索願は出ていないの?
 先輩のパイセンは、自身のそっくりさんが自首してきたのをいいことに、爆破事件は
たまたまテロリストの犯行と重なっただけと思い込む(思い込もうとする)のは楽観主
義、現実逃避の極致というか。こういう性格でないと、こんな風に物語が転がらないよ
なって思わせる点では、本ドラマも普遍性は低いと言えそう。部分的には現実味があっ
たり、一般的な人の汚さ・嫌らしさを描いたりしているのに、こうも極端だと、バラン
スの悪さを感じてしまいます。

 ではでは。





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