#104/3591 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 17/06/04 20:03 ( 21)
ルーティンでもセレモニーでもなく 永山
★内容
テレビ朝日系で放送のドラマ「緊急取調室」シーズン2第七話を録画視聴。ネタバレ
注意です。
「女の敵は女」というサブタイトルからして、被害者が女性なのだから犯人も女性だ
ろうって推測できるから、いくら不倫関係の上司を出してもしょうがない(笑)。いや
まあ、別にこのサブタイトルで男性が犯人でもいいんですけどね。
互いに仲の悪そうな女三人の容疑者。犯行推定時刻のアリバイとなる喧嘩は、しかし
芝居だとすぐに見抜かれる。電話による偽装工作もよくあるやつで、あっさり看破。遺
体の痕跡から、犯行が二段階に分かれている、つまりは複数の人間が別々に関与した可
能性があることも早々に読者へ提示されている。
これでは真相がほぼほぼ見えているので、何が見せ所になるのだろうかと思っていた
ら、容疑者を電話で尋問・説得するのが見せ所だったのかな。容疑者らの職業が、企業
の電話苦情受付係というのが、そこにつながってくるのね。
尤も、これだけでは弱いと製作サイドも考えたのか、事件とは別口に、前回から表面
化した“内部にいると思しき敵”の存在を、より明確にしてた。まあ、前回の時点でば
ればれでしたけど。むしろ、ここから捻ってくるのかどうかに注目。
気になったのが、毎回あった、取り調べを録画したメディアにタイトルを付けるシー
ンが、今回はなかった(はず)。先に述べた決め手となる取り調べが電話だったので、
そのときの録画映像はないものの、他の取り調べの映像はあるのだから、タイトルを書
くシーンがない理由にはならないし……。
ではでは。