AWC ◎2013年1月度 CO2削減実績報告 〜そのB〜 ヨウジ


前の版     
#976/1158 ●連載
★タイトル (CKG     )  13/03/03  15:22  (496)
◎2013年1月度 CO2削減実績報告 〜そのB〜 ヨウジ
★内容                                         13/03/03 15:41 修正 第2版

4.考察

   CO2 削減の新たな1年が始まりました。構想は色々あり、どのような年
  になるのか体験するのが楽しみです。

   @年間消費電力が半分以下になることが見込まれる冷蔵庫の買い替え

     今の冷蔵庫には何の不具合もなく使おうと思えばまだまだ使えるもの
    です。ただ、購入してから21年半も経っており、売ろうとしてもどこ
    も買うところはなく、逆に高額の家電リサイクル料を払って処分しなけ
    ればならない代物です。消費電力が大きいことだけが欠点です。
     買い替えに当たっては省エネ優先で機種を決めますが、設置スペース
    の制約もあるので導入できる機種は限られます。

   @屋根上遮光ネットの修理と改良

     1月14日の大雪で壊れた屋根上遮光ネットの修理とそれ以前から考
    えていた改良点について工事を実施すること。春が来るのを待っていま
    す。

   @プチ太陽光発電の導入

     百数十万円もする太陽光発電設備は我が家では導入できませんが、数
    万円位までなら取りあえず導入できます。裏庭の濡れ縁に置いた水槽で
    金魚とメダカを飼っています。以前は玄関で海水魚も含め飼っていまし
    たが、1996年にCO2 削減に取り組むようになってからは水槽の数
    を減らしたり、照明用電力をなくすため水槽を室外に置いたり、ヒータ
    ー用電力をなくすため魚種を限定したりし、今日の金魚とメダカだけを
    飼うペットライフとなりました。
     しかし、この2水槽のために使う電力は日に1000Wh、月には
    30000Whにもなり冷蔵庫に次ぐ多さです。以前は「PC関係」が
    2位だったのですが、PCの省エネ化で大分減らすことができ、現在は
    水槽より少なくなりました。水槽で使う電力は濾過器を動かすためのモ
    ーターによるものですが、このモーターには省エネ型などというものは
    存在しません。また濾過器は魚にとっては生命維持装置のようなものな
    ので24時間一時も止められずコンスタントに電力を消費し続けます。
    それで省エネの余地がありません。だからCO2 を削減するには省エネ
    ではなく発電(自然エネルギーによる発電)をするよりありません。
     ということで水槽で消費する電力を太陽光発電で賄おうということを
    思い付きました。長年飼ってきたペットたちと別れたくありませんし。
    
   @窓ガラスへの遮熱フィルム張り付け

     2階の南側にある私の部屋が夏に酷く暑くなる原因は、屋根裏からの
    熱の侵入の他に、日射熱(近赤外線)の侵入が考えられます。窓ガラス
    に遮熱フィルムを張り付ければ大幅なカットが可能になります。ただ、
    高価なのでこれまでは導入に踏み切れませんでした。

   @テレビのLED液晶化による省エネ

     テレビのデジタル化と液晶化は完了しましたが、消費電力が大幅に削
    減できるLED液晶化はまだ済んでいません。済んだのはDKの液晶テ
    レビだけで、家には他に従来型の液晶テレビが3台も残っています。こ
    の内2台は私の部屋にあり、もう1台は妻の部屋にあります。私の部屋
    に2台もあるのは一つには省エネのためです。46インチの方が物凄く
    消費電力が大きいので、普段は消費電力の小さい32インチ(先月26
    インチから交換)を観るようにしているからです。もう一つの理由は、
    46インチのスタンドは首振りができないタイプなのでPCの前に座る
    私の方へ向けることができず、そのままでは60度位斜めから観なけれ
    ばならないからです。また46インチが首振りできるタイプだったとし
    ても、テレビラックの上には小型ステレオやブルーレイレコーダーや
    AVセレクターやコードレスホン等、物が沢山置いてあり、首を振れる
    スペースがないからです。
     テレビは安くなりましたが、値が張るものなので徐々に進めて行きた
    いと考えています。


  ★削減目標の改訂

    2011年に設定した削減目標は2012年にも使用していましたが、
   今年は2年振りに改訂しました。2012年の実績を今年の削減目標とし
   ました。年間目標については当報告書の「その@」に書きました。月別の
   目標については「そのA」に書きました。

  ★1月度の主なCO2削減関連の取り組み

   @1/15
     ・2つの壁掛け換気扇扇風機にビニール袋を掛ける
       換気扇扇風機の内、DK用25Cmと妻用20Cmは床や畳の上
      に置いて使うタイプなので、季節が終わるとバラして段ボール箱に
      入れて収納します。これに対して私の部屋の2つの換気扇扇風機は
      壁掛けタイプなのでビニール袋を被せるだけの片付けとなります。

   @1/16
     ・霜焼け対策実施
       詳細については後述の「★手袋着用の徹底で霜焼けを克服」を
      参照してください。
 
   @1/21
      ・DKのAVラックを改造する
        これも省エネには直接関係ありませんが、昨年末にDKの液晶
       テレビを訳あって買い替え省エネにもなり、その液晶テレビを乗
       せているAVラックなので取り上げました。詳細については後述
       の「★DKのAVラック改造 〜改造の理由その他〜」を参照し
       てください。

   @1/23
      ・DKの液晶テレビの外部スピーカーラックを製作する
        これも省エネには直接関係ありませんが、前項と同様の理由で
       取り上げました。詳細については後述の「★DKの液晶テレビ用
       外部スピーカーラック製作」を参照してください。

  ★手袋着用の徹底で霜焼けを克服
 
    今年は特別に寒くまたその寒い中で昨年11月下旬から12月中旬に掛
   けてDIYでDKのフローリング張替え工事を行ったので、手の霜焼けが
   これまでになく悪化してしまいました。
    そこで次のような対策を行いました。

   a.炊事・食事時はビニール手袋中厚手(裏起毛)をはめる

      以前から食器洗いの時はビニール手袋厚手(裏起毛)をはめていま
     したが、調理の時ははめているとやり難いので外して行っていました。
     しかし、暖房をしない我が家ではDKも寒い(10度未満が当たり前
     )ので手が痛い程に冷たくなります。おまけに野菜や食器等をちょこ
     ちょこ冷たい水で洗ったり包丁で切ったりしながら調理していると、
     もう手が千切れる程に冷たくなり、即、霜焼けになってしまいます。
     はめ放しで行うことは以前から考えていて、中厚手のゴム手袋をはめ
     て行ったことはありますが、そうすると手とゴム手袋が密着して外す
     のに物凄く時間が掛かったり、速く外そうと強く引っ張ると手袋が破
     れてしまったりし、結局、不便なのでゴム手袋の使用は止めてしまい
     ました。
      しかし、今回は霜焼けがこれまでになく悪化し深刻な状況になって
     いたので、もう一度買い置きの中厚手ゴム手袋(裏毛付)を使用して
     見ることにしました。1月16日のことでした。確かにそれ程冷たく
     なくなり調理が楽になりましたし、食べる時も手が冷たくなくなり良
     い感じでした。しかし、用あって一時外そうとすると裏毛付なのに密
     着してなかなか外せませんでした。そして数日使ってコム手袋の片方
     の指先が破れてしまいました。たまたまこれは3双パックのものだっ
     たので、仕方なく残りの同じゴム手袋に交換しました。
      これではいけないと別の手袋を探しました。食器洗いの時のビニー
     ル手袋厚手(裏起毛)ははめ外しがとてもスムーズにできるので、こ
     れと同じ作りで中厚手のものはないか探しました。見つかりました。
     サイズは色々ありました。Lを購入しました。1月27日のことでし
     た。はめ外しがとてもスムーズにでき、同じ中厚手でもコムの中厚手
     よりも手が温かく感じました。はめ外しがスムーズにできるので無理
     な力も掛からず長持ちしそうです。これを書いている今日もまだ最初
     の1双目を使っていますから。
      ゴミの収集日になるとDKのペダルペールに家中の可燃ゴミを集め
     ます。この場合もビニール手袋をはめたままで行います。並行して洗
     濯もやるのならこれもビニール手袋をはめたままで行います。猫に餌
     をやる時も同じです。裏庭の濡れ縁の上に置いている水槽の金魚とメ
     ダカに餌をやる時も同じてす。ビニール手袋をはめた手を素手と同じ
     ように使います。汚い物に触った後は石鹸で洗ってタオルで拭きます。
     それ程汚くない物に触った後はただの水で洗います。とにかく何をす
     るにもビニール手袋をはめたままで行いました。こうすることで手を
     冷やす行為を一切排除しました。

   b.それ以外の室内での時間は布手袋(運転・軽作業用)をはめる。

      これも1月16日から実施した対策です。炊事と食事が終わるとビ
     ニール手袋中厚手を外し手を洗って自分の部屋に戻ります。手にオロ
     ナイン軟膏やハンドクリームをつけ、今度は綿の布手袋(運転・軽作
     業用)をはめて、シャープペンシルで日誌に記入したり、PCで家計
     簿を入力したり、インターネットにアクセスしたりします。新聞を読
     む時もはめたままです。特別に外す必要がない限り、一日中、布手袋
     をはめて生活しました。当然のことながら布手袋は汚れるので1、2
     日ごとに洗濯したものに交換します。

     このように両手袋着用を徹底した結果、酷かった霜焼けは日に日に治
    って行きました。そしてまだまだ寒さが続く中、春を待たずに完治しま
    した。これまでで最も酷く悪化した霜焼けが、エネルギーをまったく使
    わい方法で克服できたのです。

     最後に霜焼けに悩まされている方に私が購入したビニール手袋を紹介
    して置きます。下記です。

     メーカー : エステー株式会社
     商品名等 : ファミリービニール 中厚手 指先強化
            Lサイズ グリーン (サイズはMやSもあります)
            ふんわり裏毛で手触りやわらか
     材料名 表: 塩化ビニール樹脂
            (非フタル酸エステル系可塑剤) 
         裏: レーヨン(植毛)
     購入価格 : 198円(ホームセンターで購入)

  ★DKのAVラック改造 〜改造の理由その他〜

    AVラックを改造することになった理由は、液晶テレビが32インチか
   ら46インチになったので画面の中心が高くなり少し見上げて見るように
   なりやや見難くなったことと、部屋の照明が画面に反射して見えてしまう
   という不都合が生じたからです。AVラックなので天板の高さが99Cm
   もありテレビ台としては高さが高過ぎることが原因でした。
    AVラックを改造できるとは思っていなかったので、テレビを買い替え
   て以来、ずっとテレビラック(テレビ台)の購入を検討していました。そ
   してやっと高さがちょうど良いものが見つかったので買い替えようとして
   いました。しかし、買い替えるとAVラックはいらなくなってしまいます。
   かと言って捨てる程、安物ではないので取って置くことになります。しか
   し、場所を取るだけで今後、使う見込みはありません。この勿体無いとい
   うことと、場所を取るだけというマイナス面が受け入れ難く、購入直前の
   1月21日になり「駄目元」と考え、改造を試みることになりました。
    AVラックに入れてあるAV機器を全て退けてAVラックの内側を良く
   見たり、AVラックをひっくり返してAVラックの下側を見たところ、構
   造が解り改造可能であることが分りました。あとはやるだけでした。高さ
   がちょうど20Cm低くなるよう改造しました。作業はその日の内に終わ
   り、各AV機器を改造後のAVラックの棚に戻し配線も完了させました。
   ガラス扉をカットして本体に再取付けすることだけが後日になりました。
   いえ、そのつもりでした。実際にはとんでもない結果が待っていました。
    1月23日にガラスカッターが届いたので、ガラス扉を切る作業を始め
   ましたが、なかなか切れないので何度も何度も試みていたところ、突然、
   ガラス扉が木端微塵に砕け散ってしまいました。このことからガラス扉が
   強化ガラスであることと、強化ガラスは切れないものであることを知りま
   した。仕方なしの解決策は安価な塩ビ板で代用することでした。1月24
   日のことでした。
    このようにしてAVラックを改造し不都合を解消し、46インチ液晶を
   目の高さで見られる快適でエコなテレビライフを送っています。

  ★DKの液晶テレビ用外部スピーカーラック製作

    先月の報告書に書きました通り、DKの買い替えた液晶テレビ本体の音
   が聴き辛いので外部アンプ付きスピーカーも追加購入しましたが、置き場
   所の関係でアンプ付きサブウーハーと2個の小型スピーカーに分かれてい
   るタイプのものにしました。サブウーハーは改造AVラックの天板の上(
   液晶テレビの後ろ側)に置けるから良いのですが、小型スピーカーはその
   ままでは置き場所がありません。液晶テレビの前に置くと画面の下の方が
   隠れてしまい具合が悪いですし、狭いので床に落ちてしまう危険性がある
   からです。それで1月23日に次のようなスピーカーラックを製作しまし
   た。(仕上げに目の邪魔にならぬよう黒いペンキを塗りました)

         _______________
         □             □
         ↑             ↑
     スピーカー置きボックス   スピーカー置きボックス

       これをAVラックの上のテレビスタンドの上に乗せて使います。

     |                     |
     |     46インチ液晶テレビ      |
     |                     |
     +−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+
         _______________
         □    ■■■■■    □
          +−−−−−−−−−−−+
          |           |
          |   AVラック   |
          +−−−−−−−−−−−+
          |           |
          |           |
          +−−−−−−−−−−−+
          |           |
          |           |

        註)文字絵なので位置関係が実際とは違っている部分がありま
          す。

        これだけのものなので簡単に作れましたし、安価な輸入木材を
       使用して費用も千円未満でできました。
        サブウーハー付きなのでテレビ内蔵スピーカーては出て来ない
       重低音も出ますし、左右の小型スピーカーが受け持つ中高音域も
       クリアーです。音楽は豊かで生々しく、映画は映画館で観るよう
       な迫力があります。だからオーディオアンプやAVランプはいら
       なくなりました。
        テレビリモコンの音量+/−ボタンを押すと外部スピーカーの
       音量がアップ・ダウンしますし、番組のジャンルに応じて自動的
       にサウンドモードが切り替わるのも便利です。またリモコンで「
       内蔵スピーカーを使用する」を選ぶと外部アンプ付きスピーカー
       の電源が自動的に切れるのも省エネになり便利です。

  ★洗濯方法の改善 〜物を大切に〜

    洗濯機による洗濯ですが、我が家では未だに「自動ニ槽式」と呼ばれる
   洗濯機で洗濯しています。洗い−すすぎ−排水までが自動ででき、この後、
   洗濯物を洗濯槽から脱水槽に移して脱水を行う洗濯機です。この機能で特
   に不満はないので自分で何回か修理しながら24年近く使って来ました。
   バスポンプで風呂の残り湯を汲み上げて使い節水にも努めて来ました。し
   かし、これ以外のことは特に工夫はせずに普通に使って来ました。
    ところで以前から気になっていることがありました。それ程、長く使っ
   ているわけではないのに靴下の足首の弾力がなくなり履けなくなること。
   パンツのウエストやももの部分の弾力がなくなり履けなくなることです。
   そんなある日に余り使っていないのに弾力がなくなる原因について考えま
   した。洗濯機の所為ではないか。洗いからはそれ程ダメージを受けないの
   ではないか。速くて便利だが、強力な脱水で傷むのではないかと。脱水が
   強力だから干すとすぐに乾くのは良いが、それより余り使っていなく他の
   部分は傷んでいないのに、ゴムの弾力がなくなるだけで使えなくなるのは
   勿体無いと。
    それで2カ月位前から脱水の掛け方を変えました。下着と靴下だけは先
   に「1/3脱水」に掛けて干し、次に残りの洗濯物を普通脱水して干す、
   という変更です。「1/3脱水」というのは短い時間で終わる弱い脱水な
   ので水分がかなり残り、当然、乾かすのに時間が掛かります。しかし、自
   動的に太陽が乾かしてくれるので手間は掛かりません。できるだけ朝早く
   から洗濯を始め干すよう努めれば済むことです。これだけの工夫で衣類が
   長持ちするならエコ・エコ(エコノミー&エコロジー)です。

  ★今月の太陽熱温水器の省エネ成績

    1月度の太陽熱温水器の省エネ成績は次の通りでした。

     月 	日 夕食 −−湯温−−  ガス 水道 沸かし方法 湯量
          前後 最高  平均 (L) 温度       (L)
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
                      0

    [補足説明]
    ・夕食|前後   :沸かし入浴した時間(前=夕食前 後=夕食後
              前後=夕食前と夕食後)
    ・湯温|最高 平均:(最高=汲み初め 平均=汲み終わった後の湯温)
              最高65度とは65度以上のことです。家庭用お
              風呂温度計の目盛りが65度までしか振られてい
              なく分からないからです。
              また「38+」とは38.5度のことです。
    ・水道|温度   :「+」の意味は湯温と同じ

    以上の通り今月の入浴(内風呂)回数は0回でした。まったく時間的余
   裕がなく、内風呂を立てられる日がありませんでした。
    銭湯へ行った回数は、私一人で行ったのは6回、妻一人で行ったのが2
   回、妻と二人で行ったのが3回でした。つまり合計すると34日間で私が
   9回、妻が5回行ったことになります。私は3日弱置きだったことになる
   ので衛生面でやや不良の不合格、妻は6日弱置きだったことになるので完
   全な不合格でした。史上最も多忙な年末年始であったことが原因です。

    注1)ガスの1月度とは今年は12月21日から1月24日の34日間
       でした。東京ガスの検針日に合わせています。

    注2)ソーラー湯温は例えば50度あったと言っても貯湯タンクのお湯
       全体が50度あるわけではありません。太陽熱温水器の仕組み上
       最も温度の高い水面ぎりぎりの部分から採湯するので、その部分
       の湯温のことです。しかし、貯湯タンクのお湯がどの位暖まって
       いるかを示す目安にはなります。

    注3)2010年6月度から湯量という項目を追加しましたが、夏季は

       毎日入浴するので浴槽に汲むお湯の量を少な目にすることで節水
       することを思い付きました。前回入浴の残り湯に熱いお湯を足し
       湯することで節水する方法もあり、状況により使い分けたいと考
       えています。標準の湯量は我が家の浴槽の場合は175Lとして
       います。

    注4)成績表の平均湯温欄が”−”になっている日がありますが、これ
       はサーモスタットバス水栓(定量止水機能付き)の温度調節をお
       風呂の適温まで下げて組み込んだ場合です。太陽熱温水器が出す
       お湯の温度が適温(42度位)未満の場合は温度調節をMAXに
       して組み込むので、汲み終わった時の温度を平均湯温として記録
       しているからです。従ってこの欄は冬季にだけ値が入り意味が出
       て来ます。

    私のホームページに【太陽熱温水器の紹介】コーナーがあるので参考に
   してください。

     http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/software/co2/solar.htm

  ★今月の用途別電力使用量

    1月度の13台のエコワットの集計結果は下記の通りです。

    用途等         消費電力    割 合
                (Wh)    (%)
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    冷蔵庫        43210  18.23
    PC関係       30530  12.88
    AV機器       15210   6.42
    46V液晶      10730   4.53
    オーブンレンジ     6830   2.88
    オーブルトースター   5540   2.34
    冷風扇アンカ等     4750   2.00
    妻コンセント      4280   1.81
    炊飯器等        3060   1.29
    DKテーブルコンセント 2680   1.13
    洗濯機等         680   0.29
    天井換気扇        340   0.14
    屋根裏換気扇         0   0.00
    その他       109160  46.06
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    全体        237000 100.00

    注1)電気の1月度とは今年は12月28日から1月29日の32日間
       でした。東京電力の検針日に合わせています。

    注2)「その他」とはエコワットで測定していない照明、その他の電気
       器具が消費した電力量です。全体からエコワット13台の合計を
       差し引いて求めています。

    「46V液晶」は、昨年末にDKの液晶テレビを32インチから46イ
   ンチに買い替えたので「用途等」欄も今月から「32V液晶」から「46
   V液晶」に変わったことをまずお知らせしておきます。先月の報告書でも
   言いました通り、画面は大きくなりましたがバックライトのLED化等に
   より旧32インチより大幅に消費電力が少なくなることが分っていました。
   今月はその新しい液晶テレビを丸1カ月使用したので、どの位省エネにな
   ったか結果が出ました。今月は32日間で10730Whでした。
    まずこれを昨年1月と比べて見ます。昨年1月は34日間で23870
   Whだったので32日間に換算すると22466Whだったことになりま
   す。すると今年は昨年より52.24%も省エネできたことになります。
    次に先月と比べて見ます。先月は29日間で19580Whだったので
   32日間に換算すると21606Whだったことになります。すると今月
   は先月より50.34%も省エネできたことになります。ただし、先月の
   3分1以上は新しい液晶テレビを使っていたので実際の省エネ率はこれ以
   上だったことになります。
    テレビはブラウン管方式からの買い替えで大幅な省エネができることは
   知られていましたが、同じ液晶テレビでもバックライトをLED化した液
   晶テレビに買い替えることでも大幅な省エネができることが分りました。

    「DKテーブルコンセント」は、以前は餃子やお好み焼きを焼きながら
   食べる時にホットプレートを使っていたので、その日だけ数百Wh以上に
   なる場合がありましたが、最近はガス火でテフロンパンを使うのでそのよ
   うに消費電力量が飛び抜けて多くなる日はなくなりました。自作ダイニン
   グコタツで使う大判ソフトアンカ(定格35W)と45Cm角のホットマ
   ット(定格30W)のみとなっています。元々消費電力が少ない上に、使
   うのは食事時だけなので少ないです。1カ月で2680Whですから、1
   日当たりにすると84Wh、つまり電球を1時間半弱点けた位の電気しか
   使っていないことになります。

    今月も冷蔵庫用の旧エコワットの測定誤差を計算して見ます。昨年1月
   度は1月27日から1月31日は新ワットメーターで測定していて100
   %旧エコワットによるものではないので、一昨年1月度との比較で計算し
   ます。一昨年1月度は使用日数が34間で85220Wh(31.68%)
   でしたから、これを32間に換算すると80207Whだったことになり
   ます。すると旧エコワットは実際より85.62%も大きく表示していた
   ことになります。
    これで丸1年間新しいワットメーターを使用して冷蔵庫の消費電力量を
   測定しました。旧エコワットの1年間の測定誤差を計算して見ます。

    月  旧エコワット  新ワットメーター     測定誤差
        (Wh)     (Wh)        (%)
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   2月   75080    39790     +88.69
   3月   81166    45240     +79.41
   4月   87491    42840    +104.23
   5月    126408    62920    +100.90
   6月  130821    59880    +118.47
   7月  194715    88100    +121.02
   8月  172887    92740     +86.42
   9月  154790    84390     +83.42
  10月  122846    64000     +91.95
  11月   91718    46110     +98.91
  12月   74592    39520     +88.74
   1月   80207    43210     +85.62
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   年間  1392721   708740     +96.51

    旧エコワットは実際より96.51%も大きく表示していたことになり
   ます。

    注)表中の旧エコワットの消費電力量はいずれも2011年分です。

   それでは今月の削減実績を見て行きます。

  ★電気の削減実績

    電気は目標246KWhのところ実績237KWhとなり目標内に収ま
   りました。しかし、今年は使用日数が2日少ないので実質的には目標をや
   やオーバーしたことになります。
    年初からの累計でも目標246KWhのところ実績237KWhに収まり、
   達成率103.80%で一応、目標をクリアーしました。

  ★ガスの削減実績

    ガスは目標6m3のところ実績5m3と目標内に収まりました。ガスにつ
   いては使用日数は同じなのでこのままの実績です。
    年初からの累計でも目標6m3のところ実績5m3と目標内に収まり、達
   成率120.00%で目標をクリアーしました。

  ★水道の削減実績

    水道は偶数月以外は検針がないので今月は実績がありません。

  ★CO2 の削減実績

    この結果、今月のCO2 排出量は目標33.36Kgのところ実績31
   .64Kgと目標内に収まりました。
    年初からの累計でも目標33.36Kgのところ実績31.64Kgに
   収まり、達成率105.44%で目標をクリアーすることができました。


   私たちが排出したCO2 は大気中に溜り二度とは回収できず、地球環境と
  そこで暮らす私たち自身に害悪を及ぼし続けます。省エネをすれば確実に害
  悪は減ります。
   失われた生物種は二度とは戻りません。失われた生態系も回復は極めて困
  難です。地球環境は私たちの生存基盤です。損なわれれば私たちは生きて行
  けなくなります。贅沢過ぎる生活を改めれば良いのです。
   今日からあなたのできることすぐに始めてください。みんなの努力で私た
  ちのかけがえのない◎地球環境を守りましょう!!!

                                ヨウジ

P.S.CO2 の計算には下記のフリーソフトウェアを使ってください。

VECTOR
http://www.vector.co.jp/pack/dos/edu/science/co2_122.lzh  01/01/02 136625
    地球温暖化対策プログラム(光熱費等の使用量からCO2排出量を計算
説明ページ: http://www.vector.co.jp/soft/dos/edu/se035828.html

私のホームページからもダウンロードできます。(下記URL)
*--------------------------------------------------------------------*
| Backup&Copy BCOPY / Shell&Menu SMENU / 地球温暖化対策Program CO2   |
| PC-VAN:CKG36422  e-mail:CKG36422@biglobe.ne.jp                     |
| Home Page http://www5b.biglobe.ne.jp/~youji/                       |
*--------------------------------------------------------------------*

P.S.最近、テレビで放映されている環境関連番組では二酸化炭素の排出量を
    二酸化炭素換算で表示していますが、私の報告書では炭素換算で表示し
    ているので注意してください。
    
    フリーソフトのCO2.EXEでは
    「C =             0.120 Kg(CO2 =             0.440 Kg)」
    のように両方表示しているので、換算する手間が省けます。





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