| 詩>万華鏡 $フィン |
#50/569 ●短編 ★タイトル (XVB ) 02/12/17 23:16 ( 21) 詩>万華鏡 $フィン ★内容 今日も地下に降りて 万華鏡を眺めてみた 頭上には白い光に溢れ 地下では薄紫の闇に消える 何百何千もの鏡がよりそい 違った姿のわたしが見える そこは 公園の中のようでいて 図書館のようでいて 博物館のようでもある 彼らは 子供であり 大人であり 男であり 女でもある いろいろな姿のわたしがいる ああ、こんなにもわたしがいるのに 本当のわたしはどれなのだろうか わたしのそんな問いに 万華鏡は何も答えることなく ただ姿を映しているばかりである
| 「●短編」一覧 | $フィンの作品 | $フィンのホームページ |