AWC 小保方について。 ぴんちょ。


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★タイトル (sab     )  16/02/12  14:19  ( 55)
小保方について。  ぴんちょ。
★内容                                         16/02/12 14:23 修正 第4版
例のSTAP?細胞捏造事件の時にはどうとも思わなかったのだが。
今回、小説の為に色々読んで、なんで、と思う事があった。
STAP細胞っていうのは、体の細胞にリセットをかけるということですよね。
だけれども、小保方が実験に使っていたのはT細胞といって、リンパ球なんですよね。
で、調べてみると、体の細胞とリンパ球(つまり血)というのは微妙に違っていて。
受精すると、胚芽と卵嚢というのが出来るのですが。
この胚芽が胎児で、それが人間になっていくのですが。こっちが体の細胞で。
リンパ球とか血とかは、卵嚢の方にあって、受精3週目だかに、胎児の方に移動して
くるんですね。
だから、もちろん同じ受精卵から出来ているのだから、限りなく似てはいても、
多少は違う。
だのに、小保方は、体の細胞のリセットの実験に、リンパ球を使っていた、という謎。

これは私のゲスカンでは、小保方は実験の方法に疎くて、
小保方の実験方法は今でこそ生化学の分野で常套となっているが
ちょっと前には、利根川進あたりが開発したもので。
だから、実験の方法が分らないから利根川進の実験方法を使ったと。
だから、利根川進は、リンパ球の多様性の研究をしていたので、小保方もそのまま
リンパ球を使ったんじゃないかと。

しかし、利根川進のインタビューをよく読んでみると、
利根川進自身、リンパ球と体の細胞の違いを混同していたんじゃないか、
と思える様な記述があるんですよねえ。(まさか、ノーベル賞をとった人が、
体の細胞と血球の区別がついていなかったなんて)。
おかしいと思ったのは、
利根川進は、あくまでもリンパ球の多様性の研究をしていたのだから、
実験の素材にはリンパ球を使うべきなのに、
ネズミの胎児を数十匹まとめてミキサーにかけた。とか。
そんな事をしたら、体の細胞とリンパ球が混じってしまうと思うのだが。
あと、利根川進は、DNAに注目したんですが、
それまでの常識では、免疫学の世界では、割と、アミノ酸に注目していたんですが。
というのも、免疫学者というのは、リンパ球とかを体液(膿みたいなもの)と見なす
感じがあって、膿にDNAがあるとは思わないから。
しかし利根川進はDNAに注目したから新しかった、とか言われているが、
実は、利根川進は、体の細胞と血球(免疫学者が膿と思っているもの)の区別が
ついていなかったので、DNAなんて言ったんじゃないのか。
その他、インタビューを(立花隆による)を読んでいて、
「この人、体の細胞とリンパ球をごっちゃにしていないか」と思われるところが多々
あった。何時か時間があったら、よーく検討してみたい。(多分しないが)。

http://challengers.terumo.co.jp/challengers/19.html
医療の挑戦者たち(19

>遺伝子情報はDNAに書き込まれており、一生その形は変わらないため、
>指紋のようにその人を特定する決め手になる。
>しかし、利根川は「B細胞だけは自らの抗体遺伝子を自在に組み替えて、
>無数の異物に対応する無数の抗体を作ることができる」ことを証明したのだ。

この前半のDNAは体の細胞で(ips細胞とか)、
後半の遺伝子はあくまでもリンパ球のDNAで。なんか、混同している様な気がする。

(もっとも、「ジュラシック・パーク」では琥珀に閉じ込められた恐竜の血から
恐竜を再生したので、そういうのもありなのか。
つまり、血球と体の細胞は同じ扱いでいいのか。
或いは「ジュラシック・パーク」でも混同されていたのか。)。





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