#8483/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 15/03/27 20:15 ( 27)
深く静かに進行せよ 永山
★内容
O家具の“お家騒動”を報じる番組を観て、思い付いたストーリー展開。
業績不振でどうしようもなくなった企業が、やれることはなんでもやろうっ
てことで、企業イメージをよくする作戦を決行する。会長(親)と社長(子)
が不仲で、経営方針も真逆。マスコミなどの目があるところで、派手に舌戦を
繰り広げ、世間の注目を集める。株主の支持をより多く集めた方が勝つ等と煽
ってもらった上で、株主総会の席で親子が電撃和解、涙ながらに一致団結を誓
う……。
こんなんで企業イメージが劇的に回復するものなのか、はなはだ疑問ですが
(苦笑)。不仲を演じている間は、来たるべき決戦に向けて株価は上がるのが
通例みたいだし、まあ絶対にないとは言えないんじゃないかなと。ステルスマ
ーケティングの一種?
だいぶ前に、フラッシュモブが推理物における謎の設定と解決に、非常に使
い易い、みたいなことを書いたと思います。
ステルスマーケティングにも、フラッシュモブその他を用いた、大掛かりか
つ長期に渡って繰り広げるタイプがあるとかいう話を聞いた(読んだ・見た)
記憶があるんですが、大元を忘れてしまったです。
で、長期に渡って大掛かりなステルスマーケティングをやるってことは、世
間に対して大芝居を打つのとほぼ同じ。企業は少々のミスやハプニングが起き
たとしても、隠蔽してプロジェクトを進めようとするはず(多分)。となると、
一瞬の悪戯であるフラッシュモブ以上に、推理物に使いやすい題材と言えるか
も。
ただ、謎解き後のがっかり感は結構大きそう。それに、一人も作家が何度も
使えるネタではないとも思うので、使うときは、構想を練りに練った上で着手
するのが吉かな。
ではでは。