#7192/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 12/05/10 20:04 ( 24)
夢の対決 永山
★内容
インド映画の宣伝にかり出されたアントニオ猪木を報じる記事に、「過去に
は力道山らとの数々の名勝負を経て、日本の国民的スターとなった猪木さん」
というくだりがあった。力道山とアントニオ猪木が試合をした、それも名勝負
だったというのなら、是非詳細を教えてもらいたいものだ。
力道山出演の映画で、一介の若手だった猪木がネイティブアメリカン(当時
はインディアン)レスラー“死神酋長”に扮し、力道山にチョップで倒される
シーンがあるらしいけど、それのことじゃないよね。
推理作家の北村薫のエッセイ本に、「何らかの作品を読んで(観て)、どう
感じるかは受取手の自由だが、“そのように感じるのは間違いだ”という一線
はある」みたいな趣旨の文章がありました。一例として挙げられた映画の話が
とても分かりやすく、印象に残っています。
「刑事コロンボ」のファンサイトは、個人のホームページだけでも数え切れ
ないくらいあると思います。数が多いと、玉石混淆の度合いも増すようで……。
先日、二時間サスペンスに関する検索をしていてたまたま引っ掛かったサイト
を覗くと、二時間サスペンスばかりでなく、旧コロンボシリーズ全作品につい
て、感想を書いているコーナーも。そちらに興味を惹かれて読んでいくと、と
ころどころに引っ掛かりを覚えたんです。伏線がないとして不平をこぼしてい
る作品が実は伏線だらけとか、このコロンボ作品をそう解釈するのは間違いだ
と言いたい箇所がいっぱい。その“分かってない感”が、二時間サスペンスを
無邪気に楽しめるタイプの人の感想なのだと思うと納得できてしまうのは何故
だろう……。
ではでは。