#5955/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 10/02/08 01:07 ( 44)
読了>早川妙太さんの『暗殺者の掟(2)』 永山
★内容
第二回を読みました。
最初に、前回と同じく、気になった箇所の指摘をしてみます。
@@引用開始(指摘付き)@@
小さく断末魔をあげて、神学者は多量の血を噴き出したまま倒れこみ、そして
↑
「断末魔」自体に声や叫びの意味はないはずですから、「断末魔の叫びをあげ
て」かと
った楔帷子を着用し、これまた十字に加工された鉄製の兜をかぶったのが十字軍
↑
純粋に質問なのですが、鎖帷子ではなく、楔帷子なる物があるのでしょうか
の一般的な井出達で、その中にひと際一風変わった服装の集団がいる。
↑
「出で立ち」の変換ミス?
世紀まで、禁忌とされたきた彼らだが1907年ドイツの歴史学者ハイリンヒ・フ
↑
「されてきた」?
シーシャンを吸いながらフィリップははじめた。
↑
これも純粋に質問。シーシャンが何なのか、検索しても分かりませんでした
ナイフをわき腹に貫通させる。よく聞き取れない断末魔を挙げて兵士は肉片にな
↑
先程と同じく「断末魔の叫び」かと
崖に出てしまった。後ろの見れば、騎士団兵士が剣を抜きこちらをみている。
↑
「を」?
@@引用終了(指摘付き)@@
次に、内容について。
格闘シーンがなかなか読ませますね。私自身、格闘シーンの描写を苦手に感
じているせいもあるかもしれませんが、短いセンテンスを効果的に使っている
なあ、と。
次回へのつなげ方もうまいと思いました。第一回目の最後もそうでしたが、
今回は続きへの興味を惹くだけでなく、格好よさも備えている、とでも言いま
しょうか。
今回はこんなところで。妄言多謝。
ではでは。