AWC 絵本感想>きらきらピンク


        
#5624/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (XVB     )  09/07/21  10:43  ( 35)
絵本感想>きらきらピンク
★内容
きらきらピンク     

作: ナン・グレゴリー
絵: リュック・メランソン
訳: 灰島かり
出版社: 鈴木出版
本体価格: \1,600
ISBN: 4790251950 

 姪っ子はきらきらピンクという題名にひかれてこの絵本を手にしたみたいです。女の子
はピンクが大好き。3人グループも全身ピンクでピンクガールズと名づけられていま
す。主人公は父親と母親の職業から見てもわかるように裕福な家庭ではないと思いま
す。だから親はピンクの服を買ってあげれないし、主人公の女の子が欲しがったピンク
のお人形を買うこともできない。主人公の女の子が一生懸命プチお手伝いしてお金を貯
めても買うことはできないぐらい高い。父親もトラックを電飾いっぱいにしたいけど、
お金がないからできない。教育的に父親の一言で主人公は人形よりも欲しいものはすべ
て手にはいっていると感じるのが救いです。

ここまでが絵本ナビに投稿した文書です。「きらきらピンク」という一見華やかな題名
をつけてその題名にひかれて読もうと思ったものは姪っ子以外にもたくさんいると思い
ます。
ところが本の内容はきらきらピンクに憧れている茶色い服の女の子の話です。この茶色
い服も新品ではなくフリマやリサイクルショップで買ってきた服のような気がします。
ピンクの人形を買うためにプチ手伝いをしたけど、貧乏人には買えない値段で他の女の
子に人形をひきとられていく。頑張っても貧乏人は夢を叶うことができない。それに最
後に桜の花とかいろいろピンク集めをして、、ピンクの他に大事なものがあると父親が
諭すのですが、
たった1Pが2Pだけで、読んでいる子供にはわからないと思います。私でさえ行間を読
もうとしても読むことができませんでした。経験から作者は父親にピンクよりも家族の
幸せの方が大事だと言っているのだなと思うのですが、経験の未熟な子供にわからそう
とするのは無理があります。
 恐怖物語の猿の手で、きらきらピンクの人形を手に入れて、そのかわり父親が死ん
で、ゾンビになってやってきて、きらきらピンクの人形なんていらない。平和で幸せだ
った時間を返してと言わせたらいいと思います。それだとパクリになるかな?






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