AWC 腑に落ちない話   永山


        
#5392/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  09/03/09  19:44  ( 28)
腑に落ちない話   永山
★内容
落語>
 ニュースサイトの記事によると、若い層に落語ファンが増えているとか。
 でも、落語のCDの売上げが伸びているとのくだりを読むと、一過性のブー
ムに終わるかもと、危うさを感じるのは素人考えでしょうか。話芸とはいえ、
基本的に、仕種を含めてこその落語ではないのかと(音声のみの落語が面白く
ないという意味ではありません、念のため。音声のみだからこそ気付く味わい
や技巧等もありましょう)。
 それとも、記事では触れていなかっただけで、落語DVDの売上げも好調な
のかしらん?

 観客の優しさ。
 この前、「アルカトラズ病院」という噺をテレビで聴きました。桂小春団治
の創作落語。内容は、素行不良の患者の吹きだまりで、規則の厳しさからまる
で刑務所のようだということから、アルカトラズの呼び名が付いた病院を舞台
にした珍騒動ってなところです。
 で、噺家は作者の桂小春団治だったのですが、序盤に明らかな言い間違いが。
患者Aの受け取った見舞品の中身について、賭けをしようと患者Bが持ち掛け
る。そしてBは「見舞い品がバームクーヘンだったら、あんたがわしに千円払
う、バームクーヘン以外の何やかやだったら、わしがあんたに千円払う」とい
う条件を提示します。ここで当然、Aから「わいの方が圧倒的に不利やがな」
とでもつっこみが入るに違いないと思ったのですが、何もなし。あとに続く流
れから、バームクーヘンだったらBの勝ちだったと分かる。てことは、正反対
に喋ったことになります。
 幸い、録画していたので聴き直し、確かめました。観客は気付かなかったの
か、気付かないふりをしたのか、そのまま流していました。
 創作落語の作者がここを間違えるのは、ちょっと考えもんではないかと。

 ではでは。





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