#4746/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 08/01/20 23:38 ( 23)
優しい殺人鬼 永山
★内容
町で一つの葬儀屋が商売のために連続殺人……という小説だかドラマだかを、
見た記憶が。
安易に人を殺す>
結末を思い付かないから殺しちゃえとか、伏線も何もなしにただただ意外性
を狙っての登場人物全員死亡とか、安手の感動を売るためにメインキャラの死
を描く等は、やめておくのが吉かと。ラストじゃないけど、ミステリ等の長編
や連載物で、「間が持たないから、この辺で一人殺して盛り上げておこう」的
発想も×。
物語上、何らかの理屈や必然性、要請があって、キャラクターが死ぬ――こ
れが基本だと思いますが、理不尽な死や突然の死を描きたいこともある訳で、
その辺は一概には言えない感じ。
てなことを書いていて思い出しましたが、栗本薫が某大作で重要なキャラを
病死させて、愛読者の一部から非難を浴びたという話を、学生時代に聞いた覚
えあり。詳しく知りませんが、たとえるとしたら「北斗の拳」でトキが活躍し
ないまま、病死するようなもの?
あと、小説や漫画を描き始めたばかりの若い人の中には、やたらと死を美化
して、特に意味はなくても美しい死に様を描写したがるタイプが割と多くいる
ってなことを、エッセイか何かで読みました。ほんとかな?
ではでは。