AWC 本の感想>『気分は名探偵』その1,2   永山


        
#4585/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  07/10/28  23:11  ( 21)
本の感想>『気分は名探偵』その1,2   永山
★内容
 $フィンさんの感想の書き方に倣い、作品集は一編ずつ紹介することにして
みます。私の場合、回数稼ぎですけど(汗)。
 今回は昨日書き込めなかった分と合わせて二編、手短に。

本の感想>『気分は名探偵』(我孫子武丸・他 徳間書店)16/5542
 気鋭の本格ミステリ作家六名からの挑戦状。犯人当てアンソロジー。

 以下、ネタバレ注意&既読の人にしか分からない書き方をしています。

 有栖川有栖「ガラスの檻の殺人」。簡単簡単。ロジック甘い。この作家が本
領発揮したら、こんなもんじゃないはずなんだけど。犯人は何で、誰も通らな
かったなんて証言をしちゃったのかも分からないし。いくら偶然に容疑者限定
状況が作られたとしても、何人かが通りましたと証言した方がいいことぐらい、
自明でしょうに。
 関係ないが、タイトルを見て、「ガラスの艦隊」を連想した人が、それなり
にいるはずだ(笑)。ガラ艦じゃなくガラ檻。

 麻耶雄嵩「二つの凶器」。簡単簡単。証人の一人だけ、時刻の確認が緩くて
不自然さを感じました。

 ではでは。次回以降は簡単簡単ではないのが並びます。





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