AWC 受け流す〜   永山


        
#4292/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  07/07/25  21:38  ( 43)
受け流す〜   永山
★内容
 感想を受け流すって意味じゃありません(笑)。

読了>悠木さんの『BookS!(07)■緑風高校剣道部■&(おまけ2)』
 ということで、最初に、気になった箇所の指摘です。

@@引用開始(指摘付き)@@
ち。もう一度会って見たい。そうだ、彼女たちに話を聞けば全て分かるかも知
         ↑「みたい」でいいかと。確かに「見たい」んでしょうけど

 顔が熱くなった。どうにも黎の母親は、解放的な性格が過ぎることがある。
                   ↑「開放的な性格」だと思います

これは遣った者にしか分からない。観客には理解出来ないだろう」
   ↑ここを仮名に開かないのは何故なんでしょう?

 宗一郎の言は俄かに熱を帯び、演説めいて来る。彼は将来、政治家に向いて
いるのではないかと、黎は考えた。       ↑
                       |
「彼は政治家に向いているのではないかと、黎は考えた」か「彼は将来、政治
家になるのがいいのではないかと、黎は考えた」では
@@引用終了(指摘付き)@@

 好みの問題になりますが、私はやはりバトルシーンよりは、こういう日常生
活(だけとは限らないけど)を積重ねて行く流れが、読んでいて面白く感じま
す。
 バトルシーンは積み重ねよりも、キャンバスに絵筆で一つの色をのせ、広げ
ていくイメージが強いかな。

 剣道部の各キャラクターにしろ、彼らのやり取りにしろ、いかにもありそう
で、でもある種のパターンにはまっていて、かゆいところに手が届く感じ(笑)。
 あと、二刀流の選手、ほんとに出場したことがありましたよね? スポーツ
ニュースで見た覚えが。

 蛇足ですが、黎が「右に光、左に闇」と繰り返すくだりで、何故かムーディ
勝山を連想し、笑ってしまいました。折角いいフレーズを案出して、それが流
行のギャグにたまたま似ていたら、かなり悲しい……。

 早い段階でのおまけに関しては、一般論として、長所も短所もあると考えま
すが、本作のそれは、現時点では成功していると思います。このまま続けてほ
しいので、具体的なことには触れずにおきます。心配が杞憂に終わる可能性大
でしょうし。

 ではでは。





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