AWC 読了レス>『気まぐれ月光』   永山


        
#4286/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  07/07/24  19:42  ( 37)
読了レス>『気まぐれ月光』   永山
★内容
 悠歩さん、拙作を読んでくださってありがとうございます。

 音楽の知識。本作に限定すれば、かなり恐ろしい裏が(滝汗)。
 本作はシリーズ物の一つです。第一作を発表後に、らいとさんから続きのリ
クエスト(というか「続きを読まないことには何とも言えない」)があり、第
二作のタイトルだけ仮題として先に出しました。
 その時点で、漠然と音楽絡み・「月光」絡みのエピソードにすることは決め
ていましたが、いざ取りかかって、初めてピアノソナタがピアノの独奏だと知
った有様。少なくともバイオリンが出て来ないと困るんだよなーと悩みつつ、
続けて調べてみた結果、どうにかこじつけたのが実際です。泰彦さんを始め、
詳しい方が見たら、噴飯ものの記述が恐らくあるかと。曲の難易度なども年齢
にふさわしいのか否か、分からないまま、「要は個人の腕前と好みだからよか
ろう」と見切り発車しています。
 こじつけられなかったら、テーマを「月の光は人を狂わせる、満月の晩には
犯罪が多い」という伝説?に転じるつもりでした。
 まあ、自分のよく知らないことを“らしく”書けたという点で、わずかでも
技術が上がったのだと思うことにします(苦笑)。
 ちなみに剣道の知識は、高校三年間、格技の授業で習ったのみ。

 本作では、伏線を敷いたり、誤誘導するための偽の真相をちらつかせたりす
る余裕がなく、性急な展開になったかと思います。長らく放置していたので、
早く完結させようと気が急いてしまいました。

 「矢張り・云う・偶々」辺りは、このシリーズの目印程度で、深い意味はあ
りません。
 ただ、広い観点で言うと、自分の作風というかスタイルというか、そういっ
たものが一つに固まってしまうのを防ぎたい。そんな気持ちの表れです。使用
する漢字の差だけでは、作風まで変わりはしないでしょうが、読み手の受ける
印象がわずかでも変わればいいですし、書き手としては作風を常に意識できる。

 「ぱく付く」、これは全く意識せず。だからご指摘のある度、意外に感じま
す(今後、同じ指摘をされても同じように意外に感じそう)。いい意味での個
性が出せるのであれば、これからも気にせずに使うことになるでしょう。
 そういえば、どなたかからかは失念しましたが、「きびすを返す」のフレー
ズが「永山さんらしい」と言われたこともあったっけ。

 ではでは。ひとまず、ここまで。





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