#4254/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 07/07/09 19:27 ( 33)
短編にあって連載にないもの 永山
★内容
↑名手。「短編の名手」はあるが、「連載の名手」は聞いたことがない?
悠歩さん、詳細なレスをありがとうございます。
誤字脱字等の指摘は、まあ、相身互い的なところもあります(苦笑)。役に
立てているのなら、何よりです。
書きたい物を書く。
それが一番ですよね。ただ、意外と実行できないもので。
私なんか、本当によさそうなトリックを思い付くと、「これに適した最高の
プロットができるまで、このトリックは取っておこう」なんて考えてしまう。
よいトリックを次々と案出するつもりで書かないといけない。
既存の有名作品に似たものがあると知って、書くのを中断・断念すること。
私もあります。多分、ある程度書いて来ている作家なら、プロアマ問わず、
たいていの人が経験していると思う。
自分の場合は“謎”の設定での類似がほとんどですが、去年書き上げた作品
で、いつか折を見てUPしようと寝かせておいたら、最近になって設定が何と
なく似ているドラマが放映され、UPしづらくなってしまいました。でも、い
ずれUPしますけど。
作中の一部分を冒頭に。
おお、なるほど。てことは、私が“警戒”したのも、あながち的外れではな
かった?(笑)
ミステリでも、後々のシーンを冒頭に配置することで、先入観を読者に与え、
トリックや謎解きの難度を高める手法がたまに使われます。その場合、通常、
章の見出しや続く話の流れなどで、「これはこのあと出て来る場面を先に見せ
ていますよ」と分かるようにします。ミステリ特有のフェアプレーの意味があ
るんでしょうけど。
『BookS!』は連載形式のせいもあり、その点が分かりにくくなった
ように感じました。
長編と連載でスタイルが変わるかどうかも含めて、注目してますよん。
ではでは。悉くミステリの立場から書いてる私(汗)。