AWC 感想>SF全集28>薄暗い星で  $フィン


        
#4035/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (XVB     )  07/03/27  23:47  ( 16)
感想>SF全集28>薄暗い星で  $フィン
★内容
『薄暗い星で』

著者 星新一
(早川書房 世界のSF28より)

この話は人間を奉仕してきたロボットが廃棄処分となり、地球の溶鉱炉の中で溶かすの
は可哀想なので、宇宙に放り出してそのまま朽ちるにまかせようというものです。
そして朽ちていくロボットがかつてのご主人様を思い、それぞれを語ります。そしてや
がて、人間は死をいやがり恐れるけど、ロボットには死をわかることができないわかっ
たらなぁといい、お互い朽ちで行く中で、さようならと挨拶して機能を停止します。
これはロボットの話ですが、人間の死にも普及している問題です。
この話をレビューするにたいして、何かモデルケースはないかと、アトム、アシモフの
映画アンドリュー、そしてロボットが人型であることから、人形供養まで考えてみまし
た。ロボットも人形も、もとは人型をしているから、人間は魂があると思いその死に立
ち会うのは少しの苦痛を感じるのかなと思いました。
短い文章ですが、テーマは重いです。





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