AWC 発見と物語の時代性   永山


        
#3215/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  06/01/21  18:58  ( 28)
発見と物語の時代性   永山
★内容
 AWC大賞部門賞投票は、明日まで!
 あと一票、どうしようか迷ってます……。

 深夜放送で映画「新幹線大爆破」を観たです。新幹線に爆弾を仕掛けた、時
速八十キロ以下になったら爆発するぞ!という脅迫に、国鉄や警察はいかに対
処するのか……という内容で、当然のごとく国鉄の協力を得られなかったため、
新幹線の登場するシーンの一部はミニチュアを使用。そこは笑ってしまうもの
の、ストーリーは楽しめました。
 事件に巻き込まれたと知った乗客が外部に連絡を取ろうと、乗客が車内電話
に行列を作ったり、一ドル三百円で計算したりと、時代を感じさせる点も、あ
んまり気にならない。
 それよりも、私ゃ、『動脈列島』(清水一行 徳間文庫・他)を原作に映画化
したのが、この「新幹線大爆破」だと思い込んでました。似ているけれども、
違うやん。ずっと勘違いしたままでいるところだった。

 本の整理をしていたら、漫画「MASTERキートン」が出て来た。敢えて
読まずにいた最終巻を含め、、いい機会なので全巻通読。初版発行が一九九四
年とあるから、足掛け十三年……。今でも充分、面白い。しかも、当時の社会
情勢をふんだんに取り入れた作品であるにも拘わらず、という点が凄いなあ。
 ついでに。
 曲がった銃の話を読んだとき、とある密室ミステリを思い出した。アイテム
として見れば全然違うんだけれど、トリックのメカニズムは一緒と言っていい。
ちょっとした発見に嬉しくなった。
 で、曲がった銃を、そのままトリックに用いたミステリは、ありやなしや? 
なければ書きたいぞ。あっても、それとは似ないように、アレンジして書きた
いけど。

 ではでは。





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