#3175/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (RAD ) 05/12/25 00:21 ( 47)
汚れなき悪戯 悠歩
★内容
いたずら、と言う言葉を聞いて連想するのがまずこの映画
「汚れなき悪戯」の切ないメロディ。
基本的には子どものちょっとした悪さ。笑えるもの。度を越した悪さには、
ブン殴ってやりたくなりますが。
ところが昨今、広島の件等々、イタズラと言うことばが全く以って洒落に
ならなくなっているような気がするな。
地下鉄の話。
先日、地下鉄にて秋葉原へ移動していたときのこと。
空席もパラパラとあったものの、目的地までは三駅ほどだったので、ドア
横に立っていた。
何気に見たドアのガラス部分。シールによる広告は肛門科の医院のもの。
ただそれだけでも何となく可笑しく思えたがその広告の最後には中指を突き
出した手のイラスト。
さすがにちょっとこれはエグイんでないかい? と、思いきや。イラスト
はドアに手を挟まれないよう、注意を促す広告。肛門科とは別物。
自分に失笑。
いやしかしだ。広告料に如何程の差があるのかは知らないが………中吊り
でなく、わざわざドアのシールを選んだのはイラストのことを見込んだ医院
側の策略か?
その帰り。
八丁堀からJRへ乗り換えた際。駅が地下鉄より更に深いところにあるた
め、階段を下る。その途中一組の親子(父親と娘)を追い抜く。後方より歌声。
子ども、幼稚園、いや、もう少し小さい、保育園かな、のもの。
「まっかなおはなの〜」
ああ、そんな季節だなあ………
「まっかなおはなの〜」
いや、いま聞いた。
「まっかなおはなの〜」
だから………
「いいましたあ」
だあーーーーー。
なんか小さなストレス。
時間は少し遡って。
地元駅横を通りがかった時。公衆電話(BOXでないやつ)の並ぶ中、
女の子が電話を掛けていた。小学校の低学年だろう。制服姿なので、どこ
ぞの私立か。
通り過ぎる一瞬のことだったので、良くは分からなかったが何やら泣き
じゃくりながらの電話だった。
少々気になって事情を聞いてやろうかとも思ったが、このご時勢、おっ
ちゃんが女の子と話している姿を周囲がどう見るか………結局そのまま、
通り過ぎてしまった。
何か妙に昔近所に住んでいた、全然知らない子どもでも泣いている姿を
見つけると色々と世話を焼くオバチャンを思い出した。