#724/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 03/01/05 21:43 ( 28)
目標:一日一書き込み(^^; 永山
★内容
本の感想>
『Killer X』(クイーン兄弟 光文社ノベルス)/15(6342)
この作品の粗筋を、フェアかつ話の底を割らないように書くことは不可能だ
と思うので、省略します。
代わりに、本のカバー折り返しにあった粗筋から引用。
招かれた山荘は、
歪に電脳化されていた。
迎えてくれたのは、 サイバーキャット
車椅子の恩師と人語を解す黒猫、
そして「Killer X」……!!
新進推理作家・本郷大輔ら六人が訪れた、高校
時代の恩師・立原茂邸。ある事故のため車椅子生
活を余儀なくされた立原によって完全にオートメ
ーション化された山荘で、悪意の連鎖が始まる!
気鋭の本格推理作家二人が手を組み、確信犯的
に生み出した戦慄のミュータント、ここに降臨!!
すっかり騙されました。が、これはいんちきですね。いくら読者を騙すこと
を目的とした推理小説でも、ここまでは許されていない。作者達もそれが分か
っているのか、説明にページを多く割いている。ただ、説明をするのなら、開
き直ったくらいに堂々としてもらわないと。本作は、にやにや笑いながら、ま
あこんなのもありでしょ、許してよ、みたいなぬるい感じが漂っている。
物語そのものについて言えば、なかなか本筋の事件が起きなくて、いらいら
します。それでも退屈せずに読めたのは、まあ、語り口がうまいのでしょう。
ではでは。