AWC 短編 読み飛ばしの感想  /OAK


        
#467/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (GSC     )  02/06/11  05:28  ( 21)
短編 読み飛ばしの感想  /OAK
★内容
 下記の2作を読了。
 私にはきちんとした感想を書く力がないけれども、引き込まれて一期に読みました。
 独特のセンスと、巧い文章が光ります。

#25 重圧箱    時 貴斗
 各部屋のオドロオドロしい風景描写が、芥川龍之介の「地獄編」を一瞬思い出させる
ほどに凄い!
 芸術に対する主人公の感覚や思想が、私にも読み取りやすい。
 書き出しで興味を誘い、書き終わりの物理的な重々しさと心理的な重苦しさが、題名
とよく符合していて、これが大変良い。
 ただ、私の好みから言うと、主人公以外にたった一人登場するアケミという女が、素
性も電話の応対ぶりも、あまりに軽すぎる。平田が命をかけて芸術の究極を実践・実感
しようとしているときに、全ての事情を知っているのが、
一度一緒に飲んだきりのこの女だけというのは、せっかくの作品を、(言葉は悪いが)
軽々しくしてしまう恐れはないのだろうか?


#26 テレフォン  已岬佳泰
 現実に十分在りそうな物語である。
 携帯電話が不得手な主人公の様子がよく分かる。
 しかし、それにしても、題名が平凡すぎるのではないか?





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