#332/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 02/03/12 23:11 ( 45)
安楽椅子探偵に今回は敗北宣言 永山
★内容
らいとさんのHPの夕刻図書館。最新作がいい。SFポエムの趣。
20世紀アニメ>
連続型として、『ドカベン』『タッチ』『あしたのジョー』辺りのスポーツ
物も上がっていいと思うのですが、いかがでしょ。
『巨人の星』なんかを挙げない辺りが虎ファン(苦笑)。
20世紀最高のアニメと言われると、多少なりとも社会現象になったかどう
かも加味したくなるの。
映画の感想>『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
泰彦さんの感想をHPで読んで以来、観たい気持ちが強まった作品。映画の
CMを見たときは、悠歩さんの『Silent Angel』を何となく想起し
たのだけれど、泰彦さんの感想でそのイメージががらりと変わったから。
1月、WOWOWでのファーストランのときに録画したものの、観るいとま
もなく東征して泰彦さんにテープを渡したんで、今になってやっとこさ。(^^;
最初は戸惑いました。こういうドキュメンタリー風のカメラワークに慣れて
いないもので。ハリウッド系列のアメリカ映画とはひと味もふた味も違った手
撮り感覚(『ブレアウィッチプロジェクト』ではない ^^;)。
カットもありきたりでない。たとえば、目の悪い主人公がその場の状況をよ
く見えていないことを示すには、ピントをぼやけさせた映像をワンカット入れ
れば楽に表現できるけれど、それをしていない。安易さを避けているように感
じられます。
途中、いきなりみんなが踊り始め、これはミュージカル映画なんだと思い出
す。このミュージカル場面へのつなぎがなかなか巧妙で、それまでのシーンか
ら音楽が“生まれてくる”。
それで、踊りから本筋へどうやって戻すのかなと思っていたら、全てのミュ
ージカル場面はセルマの夢・想像として消化・昇華される(いや、正確を期す
なら最後は現実なのだが)。これが案外、不自然になっていなくていい。
セルマが人を死なせてしまった辺りのミュージカルは、何だかサイモン&ガ
ーファンクルの「水曜の朝、午前3時」を想起させる。シチュエーションは違
うけれども。
ストーリー自体は救いのない話。どこかのメルマガのエンターテインメント
映画ワーストテンの10位に入れられただけのことはある救いのなさ。エンタ
ーテインメントではないのだから、10位は当たり前。
現代・現実の話なら、こんな風に展開することはなく、いくらでも手段はあ
るだろう。アメリカ映画なら、敏腕弁護士が事件を世間に訴えて、逆転勝利!
という展開になるかもしれない。
だが、この物語はそうならない。だからこそ伝わってくるものが確かにある。
ではでは。夜更かし続きで眠い、頭痛い。