#6/3573 ◇フレッシュボイス2 *** コメント #5 ***
★タイトル (AZA ) 17/03/20 02:25 ( 32)
雑感2>『斑尾マンション殺人事件』〜7まで 永山
★内容
※ネタバレ注意!
キャッチフレーズのUP、ありがとうございます>ぴんちょさん。
以下、私感です。断るまでもないですが、「こうすれば下読み選考を突破できる!」
というような話ではありません。
“骨相学のミステリー”を前面に押し出したとすると、キャッチフレーズから想像さ
れる作品イメージと、実際の展開のギャップが気になるかも。
骨相学という言葉から一般の人が受けるイメージって、多分、占い師が一番で、次に
学者のような専門家が来ると思うんです。だから、読み手は読み始める前に、占い師探
偵か学者探偵が登場するんだろうなと想像したかもしれません。ところが読み始めてみ
ると一向にそんな気配はなく、また占い師や学者以外の専門家が登場するでもなし。出
て来るのは、頭の形について蘊蓄を語る監理員。ついでに言えば、骨相学という言葉も
作品内にはほぼ出て来ない。これでは、読み手は戸惑う可能性が高そう。いい意味で予
想を裏切るのではなく、逆になってしまったような。
読了は7まで進みました。
途中の時点でストーリーを云々するのは無理があるので、トリックに関して言います
と、7で語られた内、トイレのやつがユニークで、結構いい感じかも。それに、T社と
I社とで、水流の強さとレバーの向きが逆というのは、別の形で使えそうな気がしない
でもなし。具体的にはまだ浮かびませんが。
あと、普通にすーっと読んでいて気になった箇所・引っ掛かった箇所をメモしている
のですが、細かい誤字脱字の類などはあとでまとめてUPするとしまして、「斑尾マン
ション殺人事件 7」において、文章が抜けているのではないかと思しき箇所が一つあ
ったので、以下に抜き出しておきます。
@@引用開始(指摘付き)@@
そして、自分が出かける時に玄関の鍵を120度ロックして警戒
定するんですよ。
↑この辺り、文章がとんでいるような?
@@引用終了(指摘付き)@@
ではでは。