#5087/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 08/08/04 18:01 ( 29)
時は流れて 永山
★内容
赤塚不二夫逝去。
この人の作品を漫画で読んだ記憶が、「天才バカボン」シリーズしかありま
せん。「ひみつのアッコちゃん」もアニメだけで、漫画の印象はない。 「お
そ松くん」に至っては、巡り合わせがよくなかったのか、アニメですら見た覚
えがないです(CM除く)。だから、おそ松くんはコンビニおでんのイメージ。
それでも“しぇー”は知っているのだから、作品の影響が広く長く続いたって
ことかしらん。
バカボンにしても、アニメの方が圧倒的に印象深い。あのOP曲のせいでし
ょう。全編流行りのギャグといった感じの歌詞は、小学生を中心に受けがよか
ったのもうなずけます。
トキワ荘出身の漫画家が、これでまた一人……。合掌。
NHK−BSハイビジョン「カンフー絶技のすべて」。
中国武術――少林、武当、峨眉の三派――を紹介する番組。
番組中、武術学校の名誉校長で、十指に入る武術家と呼ばれたいう梁以全な
る人物が登場しました。あとで調べてみたら、事実有名な人らしい。で、番組
では、十歳ほどの子供相手に武器の使い方を教えたあと、剣のような武器を子
供に渡すのですが、それが何と刃の方を相手に向けてる! 子供相手でも隙を
見せるなということか? 模造刀だろうけど、それにしても……。単に、中国
と日本とでは、躾けの流儀が異なるのかしらん。
番組を観て感じたのは、武術と言いつつも、格闘技ではなく文化なんだなと
いうこと。試合は無論、乱取りすらない格闘技なんて、あり得ない。スポーツ
性を高め、試合をできるようにしたのが散打ということになるんでしょうが、
中国武術に幻想を抱く者としては、散打だけでは大いに不満(笑)。
その意味で、生涯をカンフーに捧げてきたという、百歳を越える人物が出て
来た場面では、幻想が膨らみました。武術を披露した訳ではないけれど、その
ような人物が存在するだけで、いかにも中国らしいなと。
ではでは。