連載 #7460の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
第24回 全国盲人将棋大会(東京大会)に行ってきた。 結果は惨敗で、練習試合を含めると、私の成績は1勝5敗に終わった。 1月13日(土) 大会前日 名鉄名古屋駅のプラットホームまでAさんを迎えに行き、JR改札口を入っ た所の軽食堂で昼食を取った。 13時28分発のひかり号で東京へ……。 NIFTYフォーラム〈シスアドサロン〉のBさんとおちあって、山手線で 新大久保、そこからタクシーで、大会場兼宿泊所の戸山サンライズに着いた。 今回私は東芝製ノートパソコンを持って行き、Bさんと二人で「パソコン設 定オフ」を行うようあらかじめ打ち合わせておいたので、戸山サンライズの一 階レストランに入り、コンセントを捜してそのそばの席に座った。 6時半頃まで約2時間、Bさんが色々設定を試みてくれたが、結局VDMの 音声が使えるようになったくらいで、他のソフトをインストールするところま でには至らなかった。それでも、オフとしての意義は十分ある。 Aさんの宿泊は同じ戸山サンライズの3階で、福島県から参加の3人と相部 屋になっており、私と妻は後から追加申し込みをしたため、13日が高田馬場 の大正セントラルホテル、14日が戸山サンライズでの宿泊となっている。 という訳で、妻が、私とAさん(全盲者二人)の世話をするのに、いささか 不便であった。 Bさんが帰った後、そのレストランで夕食を済ませ、3階の部屋におじゃま して、福島の人たちにも挨拶した。 戸山サンライズから大正セントラルホテルまで約30分、妻と二人で夜の東 京を歩いて帰った。 1月14日(日) 大会第1日目 10時から開会式。審判長は日本将棋連盟の剣持七段?、他に何人かの棋士 やボランティアの人たちが手伝ってくれた。 本大会の参加選手は、A級(有段者)24人・B級(無段者)24人で、第 1日目(14日)の予選は4人一組の総当たり戦、第2日目(15日)は決勝 トーナメントが行われる。 私はB級1組に加わり、東京のC氏(弱視)・福島のD氏(弱視)・青森の E氏(全盲)と対戦した。 C氏は物腰も棋風も穏やかな人で、私がもう少し巧く指し回していたら、勝 てない相手ではなかった。 試合は相中飛車から、相手が石田流に組み直してきたので、私は玉を右に寄 せて金銀3枚で厳重に囲い、箕の囲いの相手玉に、角銀桂香で圧力をかけた。 ところがその隙を突いて、先手のC氏は7七桂・9七角・7六飛の利き筋を 生かしながら、7四歩から6五歩を突いてきた。私は1五で交換した手持ちの 香を7五に打って飛車取りをかけたが、C氏は飛車を見捨てて、金取りに6四 歩と取り込んできた。 思えばここが勝敗の分かれ目であった。私は予定通り飛車を取って攻め込め ば良かったのを、6四金と歩を取ったために、相手は6六飛とかわしながら攻 撃に転じた。 後は責め合いの転回となり、例によって私が詰め方を間違えたりして、最後 は1手違いで負けた。 第2試合のD氏に対し、私は棒銀で一気に攻めかけて、一方的に有利になっ た。しかしその後が悪く、攻め型が強引すぎたり凝りすぎたりして、秒読みの 乱戦模様となった。 いよいよ相手玉を詰める段階に来て、私は突如憶病になり、駒をたくさん補 充するうちに、緩い手が続いて、D氏に随分粘られた。 最後は物量でなんとか相手の玉を包囲することができたが、あまりすっきり した勝ち方とは言えない。 第3試合のE(弟)氏は、石田流と穴熊戦法を用いてきたので、私はそれに 対抗すべく、左側に玉と飛を移動させようとした。 けれどもそれが間に合わず、相手は飛車を右や左に移動させて牽制しつつ、 ついには飛車を切って激しく攻めてきた。私は成す術もなく責めたてられ、E さんの一方的な勝利に終わった。 予選で1勝2敗の者は、抽選により翌日のトーナメント戦に参加することが できる。幸運にも私はその抽選で〈まる〉を引き当てた。 試合後に会議が持たれ、大会のルール変更について活発な討論がなされた。 私と同意見の人も多く、最終的に下の通り決定した。 「弱視者・全盲者を問わず、秒読みは1回につき1分とする。従来行われてき た方式、すなわち『全盲者が盤面を確認するための時間を考慮する』という ルールは、来期から廃止する。」 夜の懇親会は2階の食堂で行われ、割後弁当のような折り詰めと、アルコー ルが少々出ただけで、若干物足りなかった。 懇親会終了後、Aさん・Fさん・Gさん・Hさん・Iさん・Jさんらと交流 を深めた。 妻は埼玉に住む孫を見に行って、夜8時頃戻ってきた。 1月15日(月) 大会第2日目 9時からトーナメント第1試合が始まり、私は熊本のK氏(弱視)と対戦し、 雑な将棋を指して一方的に負けた。 私の持論で、 「大きな失敗なら一回、中位の失敗なら2回、小さな失敗でもせいぜい3回ま でで、それ以上のミスを犯したら、もう絶対に取り返せない!」 と思っているが、この試合では少なくとも五つの失敗を重ねた。これでは到 底勝てる訳がない。 局後、Kさんに練習試合をしてもらったが、やはり実力は段違いだった。 聴覚障害を持つLさん(新潟)とも練習試合をして負かされた。 私が『盲人将棋大会』に参加するのは3回目だが、今回特に自分の実力の無 さを思い知らされた。B級といえども、優勝するなどとんでもないことだ。 Aさんの帰りの電車が遅くなるといけないので、午後は失礼して一足先に帰 ることにした。 会場では決勝戦が行われていて、A級はE(兄)氏とM氏、B級はI氏とN 氏の戦いとなった。はたしてどちらが勝ったのだろうか?
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