連載 #7394の修正
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NHKテレビの「地球白書 第5集 新エネルギー」を 他のことをやりながらちらっと観ましたが、 CO2 を排出し地球温暖化を引き起こす石油等化石燃料や 事故や核廃棄物による放射能の危険性がある原子力発電は 次第に割合が減って2050年には逆転して 太陽光発電や風力発電や燃料電池等 無公害な自然エネルギーの割合の方が多くなり 2100年には100%自然エネルギーに転換されるという (多少予想時期が違うかも知れませんが) 問題が万事解決してハッピーエンドになるような締めくくりをしていましたが、 疑問を持ったのでこれを書きました。 太陽光発電や風力発電は適地の制限から発電量に限界があり 現在の電力需要の数%から十数%までしか増やせないし 車の動力源になる石油の代わりにはなりません。 それで新たな自然エネルギーとして燃料電池に期待が掛かり これこそ問題解決の決め手となるエネルギー源だということですが、 私はここに疑問を持ちました。 確かに燃料電池なら水素から電気を取り出し廃棄物は無害な水だけだから 家庭用や電気自動車の動力源として原理的には理想的です。 しかし、現在の石油が担っているような安価で大量の水素が 作れるかどうかは疑問です。 最初は天然ガスから水素を取り出し、 行く行くは太陽光発電による電力で水を電気分解して 水素を取り出すということですが、 これも原理的には理想的ですが、コストと量の確保に問題があります。 太陽光発電のできる適地の面積による限界と 電気分解の反応速度による限界から 現在の石油に相当するような莫大な量の確保ができず コストも現在の石油の数十倍以上になると思います。 番組では単に自然エネルギーの割合が増えて行く行くは100%になると 予測しているだけであって、 決して現在の水準の絶対量が確保できるとは言っていません。 一般の視聴者が観ると 「何だ燃料電池ができるんだ」 「じゃー省エネなんてしなくて良いんだ」 と誤解すると思います。 そして番組は故意に割合だけ言って マイナス面を見せないようにしたのではないかという疑念を持ちました。 そうだとすればそのわけは 先進国がCO2 の大幅削減を迫られるのを避けるためです。 ヨウジ P.S.現在の燃料電池の設置コストは1KW当たり3500ドル、 現在の為替相場で行くと日本円にして37万8000円と高価です。 これに天然ガスから水素を取り出す燃料改質器が必要になりますが、 コストは数年後になっても1KW当たり2000ドル、日本円にして 21万6000円もします。両方合わせて1KW当たり5500ドル 日本円にして59万4000円もします。家庭で30KW必要なら 1782万円と途方もない高価なものとなります。いくら量産効果で 値段が下がると言ってもとても実用になるとは思えません。 その上天然ガスにも限りがあります。そうなれば水素はどこか僻地か 国外で作らなければなりませんから、コストが高くなり 確保量も大幅に少なくなります。 (コストはワールドウォッチ研究所「地球白書2000−01」より) 実験段階のまだ不確かなエネルギー源を当てにしてCO2 削減努力を 怠るべきではありません。 むしろそういう時代になるまでにエネルギーを極力使わないよう ライフスタイルを切り換え省エネし絶対必要量を減らし 全量自然エネルギーで賄えるよう今から準備を始めるべきなのです。
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