連載 #7331の修正
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4.考察 今年は7月に入ってからはほとんど雨が降らず、梅雨末期の集中豪雨も降 らず雷も鳴らならず有耶無耶のまま梅雨明け宣言が出されました。梅雨明け 後も夏空が続かず湿気の多い不快な毎日が続いています。 しかし、私のCO2 削減人生にとっては画期的な月となりました。最初は 「やれるところまで」というつもりで始めたエアコンなし生活が「夏中続け る」に変わってしまったからです。20年以上前に窓用クーラーを買って以 来、毎年当たり前のように続けてきた就寝時の冷房を、地球温暖化と都市の ヒートアイランド現象がこれ程進んだこの時期に止めるなど、幾らCO2 削 減に取り組んで来た私でも夢にも思いませんでした。 私は睡眠という面では神経質で音や暑さには敏感ですから、最初は恐る恐 る始めたことです。ここは東京都内なので夏は夜になっても気温が30度以 上あるのは当たり前で、おまけにここは国道に近いため窓を開けると車の騒 音が酷く安眠を妨げられます。車のクラクションやパトカーや救急車のサイ レン、それから最近は少なくなりましたが暴走族の物凄い爆音。暑い中窓を 開けて眠っていたらひとたまりもありません。勤め人として夏季の大変な時 期に責任ある仕事を全うするためには十分な睡眠が必要ですから、これまで は就寝時の冷房だけは当たり前のように行なって生活して来ました。今は時 間が自由になるSOHO生活(自営)だからできたとも言えます。 でも、ここまでの道程は決して平坦ではありませんでした。一睡もできな いまま起きて更に昼の暑さに痛め付けられる苦しい日々もありました。あの ような状態が続いていたらこのような無謀な計画は止めていたことでしょう。 そこから脱することができたのは以外な切っ掛けからでした。6月末に妻が 会社の慰安旅行から持ち帰った半ダースの缶ビールが切っ掛けでした。4月 末頃から禁酒をしていた私でしたが、目の前に缶ビールを見せられ思わず飲 んでしまったのが始まりでした。その時はあるだけ飲んだら止めるつもりで いました。ところがビールを飲んだら良く眠れるようになり却って体調が良 くなったのです。それまでは蒸し暑さと騒音から寝付きが悪くまた早朝から 目が覚めて睡眠不足気味になっていたところでしたから、その違いと有り難 さが良く分かりました。健康のために始めた禁酒でしたから意味がなくなり ました。それにビールを飲むと食欲が出てそれまで十数分で終わってしまう 味気ない夕食が楽しくリラックスできるものに変わったのです。 ビールに大分助けられましたが、それだけで可能になったわけではありま せん。エアコンを使わずに涼しく眠れるようにするための工夫が必要でした。 自分の身体が実験台です。窓を開ければ車の騒音で眠れず、閉めれば暑くて 眠れないという騒音防御と涼しさが両立しない中で、あるのは天井に付いて いるシーリングファンと冷風扇と呼ばれる水の気化熱を利用した一種の扇風 機だけです。ポイントは冷風扇の使い方にありました。気化熱による冷却能 力を最大にするためには風が良く通るよう二方向の窓を開けて湿気がこもら ないようにする必要があります。何故かと言えば湿度高くなる程水の気化が 起こり難くなるからです。気化が起こらなければ気化熱もなく冷風扇として のメリットもなくなってしまうからです。もう一つのポイントは冷風扇を窓 際に置いて外気を取り入れられるように使うことです。外気の方が温度が低 くその上湿度も低いので気化熱がそれだけ多く利用でき冷たい風が送り出せ るからです。また窓際に置くと換気扇のような働きをして風通しが良くなる からです。 それから国道に近く車騒音の酷い私の家ではもう一工夫必要でした。私の 家の場合は国道に近い側の南側のサッシの際に冷風扇を置き布団の敷いてあ る部屋の中央に向けて風を吹き出させています。ブラインドは冷風扇のすぐ 上まで降ろし、カーテンは折り曲げて冷風扇の上に置き重りを乗せていまし た。ところが南風が強いとブラインドや揺れてカサカサ音がうるさかったり、 カーテン共々風圧で膨らんで重りを落としてしまったりするトラブルが起こ りました。そこでサッシにはめ込む冷風扇用の枠を作りました。9mmx90 0mmx1820mmのベニア合板を使って、幅560mm、高さ174Cm の枠 を作り、この下部に冷風扇の空気取り入れ口に合わせて四角い穴を開けたも のを作りました。雨が吹き込むこともあるので白い水性ペンキを塗って仕上 げました。作った枠を取り付けるのはベランダとの出入口部分なので枠が着 脱できるよう工夫しました。戸をはめ込む要領で着脱できるように作りまし た。 この冷風扇用枠を使うようにした結果、第一の目的であったブラインドと カーテンに対する強風の悪影響もなくなり、また冷風扇とサッシ上端間の開 口部が塞がれたため、車騒音が軽減され、光も完全に遮断できたため、非常 に良好な寝室環境が得られました。気温に応じてサッシの開け幅や冷風扇の 風の強さを調節します。また室温が32度以上もある酷暑の場合には冷風扇 のタンクに冷蔵庫で作った氷も入れます。しかし、大抵の場合は水だけで済 みます。 冷風扇は外気を十分に吸い込み科学の不思議な力を借りてまるでクーラー を思わせるような涼しい風を吹き出してくれます。深夜を過ぎて風が少し寒 く感じる時もありますが、急激に冷えることはないので、側に置いた掛け布 団を掛ける余裕を与えてくれるので夏風邪を引くようなことはありません。 それでは今月の実績を見て行きます。電気は目標488KWhのところ実 績373KWhと目標を115KWhも上回る大幅な節電となりました。こ れは言うまでもなく就寝時のエアコン冷房を全廃したからです。達成率は 130.8%でした。 ガスも目標32m3のところ実績27m3と目標を大幅に下回り達成率11 8.5%となりました。これは例年なら夏季は毎日お風呂を沸かしていたの を今月は普段月と同じく一日置きにしたからです。お風呂のない日は私は水 シャワーで済ましました。 この結果、全体のCO2 排出量は目標79.1Kgのところ実績62.1 Kgだったので達成率は127.4%とこれまでの最高となりました。年初 からの累計でも目標556.0Kgのところ実績497.5Kgだったので 達成率はこれまでで最高の111.8%となりました。 来月はいよいよ年間ピーク電力を記録する月となります。昨年は622K Wh、一昨年は644KWh、これまでの最高が1995年の729KWh という記録があります。しかし、今年はエアコン冷房をこのままやらないつ もりなので、200KWhを超える大幅な節電が達成できる見込みです。9 月も大体7月並みの電力使用があるため7月〜9月の3カ月で合計400K Wh以上の節電ができるので、今年の削減目標である1990年レベルの 15.46%削減を大幅に上回る20%削減が実現できる見通しです。 ヨウジ P.S.CO2 の計算には下記のフリーソフトウェアを使ってください。 PC-VAN/SLABO/7/5/ #448 CO2_102.LZH CKG36422 97/12/ 1 0022671 (◎地球温暖化対策プログラム CO2 Ver.1.02 for DOS by ヨウジ) NIFTY/FGALAP/4/17/#459 BXC02020 97/12/01 22671 CO2_102 .LZH 地球温暖化対策 CO2 v1.02 http://www.vector.co.jp/pack/dos/edu/science/co2_102.lzh (地球温暖化対策プログラム(光熱費等の使用量からCO2排出量を計算)
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