連載 #7281の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
4月上旬、仕事で海外に行くことになった。仕事自体は1〜2日で終わる はずだが、自宅などでやっている鍼灸関係の仕事が一段落していて暇はある。 この機会に羽根を伸ばそうと思い、2週間の日程とした。貧乏暇無しの自営 業なので、まとめて時間が確保できるのはめったにないのだ。 仕事の目的地は某国なのだが、インドに行ってみたいと考えたので、チケッ トはタイの往復で手配した。別の国にも行くならば、日本で買うよりタイで チケットを買った方が安いからだ。 遊ぶ要素が無ければ用件がある国に直行・直帰で済む話なのだが、タイ式 マッサージを体験してみたいのと、アーユルヴェーダ(インド医学)という ものを見てみたかったのだ。鉄砲を射ちたい、という趣味的な理由も大きかっ たのだが。 安いチケットの手配に手間取り、結局4/12に出国。 タイで一泊して、翌13日に某国へ行って仕事を片付けてトンボ返りして インドを目指すつもりであった。 冷房がガンガン効いた飛行機で凍えながら、寒さを紛わすために酒をガン ガン呑んだ。備品の毛布だけでは絶対に寒いはずだから、とウインドブレー カーを持ち込んではいたものの、それだけでは足りなかったのだ。 ちなみに、これは正しくない対応である。アルコールを摂取すると体表近 くの毛細血管が拡張して暑く感じるが、酔いが醒めるとかえって身体は冷え てしまう。呑み続ければ話は別。で、昼間っから酒を呑む。 タイに着いてみると、4/13〜15はタイ正月(ソンクラン)で旅行代 理店はお休みとのこと。考えてみれば当然かもしれない… 途方に暮れる。 酔いも一気に醒めた。 気を取り直して、16日か17日に移動することにして、タイで3〜4日 ほど遊ぶことにする。 空港から鉄道でバンコク市内へ向う。タクシーやリムジンバスの1/10 以下の値段(5〜21バーツ)で市内に行けるからだ。難点は本数が少なく て、90分に1本位だということ。 ファランポーン(バンコク中央)駅に着いて、宿探し。昔々に泊まったゲ ストハウスに泊まるつもりで、てくてく歩いていたら、風景が変わっている。 10年も経つからなぁ… 確か、この辺にあったはずだが… 見当らない。 通行人を捕まえて聞いてみると、捜していたゲストハウスは数年前に新し いビルが建つので無くなった、とのこと。 以前タイに来た時も、泊まるつもりだったホテルが潰れてたなぁ… と妙 な既視感に耽りながら、駅前にある「STATION HOTEL」に泊ま ることにする。建て物は古いが清潔そうで、なにより駅の目の前で便利そう。 シングルは250バーツ/泊。ホットシャワーや浴槽がある部屋は350 バーツ〜だったが、日中の気温が30度を越える時期である。水シャワーで 十分。 チェックインを済ませて、ホテルのすぐ前の屋台でご飯を食べる。 野菜と肉の炒めたもの2種類と、ライス、メコンウイスキーと水を注文。 初日だから、ちょっと贅沢して170バーツ。 情報収集をしようと思ったものの、日本人らしき姿は見えない。一人寂し く食べ終わって、戻って寝ることにする。 浅い眠りでうとうとしていたら、なにやら話し声が聞こえる。時計を見る と、午前1時過ぎ。部屋はエレベーターのすぐ横で、エレベーターの前で男 女がなにやら会話中。 え〜なになに… 頭を英語モードに切り替えて聞耳をたててみると、おね えちゃんを引っ張り込んだヤローがお値段の交渉をしていました。(うーむ) ホテルに来る前に済ませんかい! と心の中でツッコミ入れつつ、$50 は高いなぁ… などと面白がっていたら、折り合いが着かないらしく、延々 とやってる。かれこれ30分くらいして、やっと交渉成立。 明日は別のホテルに移ろう… 眠りに落ちながらタイの初日は終わった。 注)2000年4月現在の為替相場では、1バーツが約3.5円程度。
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