連載 #6657の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
●1990年 【4月・AWCの本仕切り直し1号完成】 SIGOP代行の天津飯さんを中心にAWCの本第2号の編集が進められた (のちにこちらが仕切り直しの第1号ということになる)。 幻の第1号の作品も改めて収録したのでB6版で286頁・34作品収録、定 価800円となかなかボリュームのある本になった。 【6月・NIFTY・FPOEMとの作品交換】 PC−VAN用語でNIFTYのことを「対岸」という。 その対岸には当時文芸作品を発表するためのフォーラム(VANのSIGにあ たる)はFPOEM(現在のFPOEMとは別組織)一つであった。FBUNG AKU、FWRITING(元FBKOBO)はまだ誕生していない。そんなわ けでFPOEMは詩のフォーラムとはいえ小説専門のボードもあった。 FPOEMにAWCのメンバーである藤井ぴろしきさんが参加していたことも あり、FPOEMから「作品交換をやらないか」という話になった。そこでAW C側はぴろしきさんが窓口になり、FPOEM側はSYSOP(VANのSIG OPにあたる)KAWAさんが窓口になり、相互に何作か選び作者から転載許可 を得てお互いのボードに掲載した。 この作品交流がなぜ終わったかというと、FPOEMで内紛があり、独立して FBUNGAKUができたのである。で、当のぴろしきさんはFBUNGAKU の方に行ったのであった。 やがてこのFBUNGAKUでも内紛があるのだが、さすがにそこまではよく わからんし本稿の目的でもない。ついでにいうと現在のFPOEMが当時のFP OEMとなぜ別組織なのかは完全にわからん。ご存じの方がいたら教えて下さい。 【7月・OP不在時代始まる】 4月にアメリカに留学していたOPのCOTTONさんが帰国した。SIGO P代行の天津飯さんは代行を下り、COTTONさんが正式にOPに復帰した。 COTTONさんは進学して生活環境も変わったこともあり、次第にアクセス から遠のいていった。6月にはメールを出しても未読のままの状態になった。 ちょうどこの頃である、SIGOPのに「削除権」が付加されたのは。 連絡先を知っていたおうざきさんがコンタクトを取り、COTTONさんはボ ード上に復帰した。しかしそれから間もなく、一ヶ月の予定でソ連に(そっかー、 このときまだソ連という国があったんだ)短期留学することになった。 一ヶ月がたった。しかしCOTTONさんは姿を現さなかった。 しかしAWCの活動は「文芸作品を書き、感想を書く」である。OPがいなく てもあまり困らない。 困るのは、一年近くたってからになる。 てなわけでこの年はOP不在のためAWC大賞はなし。 ●1991年 【5月・OP論議再燃】 さてOP問題はしばらく放って置かれた。ぴろしきさんあたりはOPの必要性 を説いていたが、はかばかしい反応はなかった。 前任者の天津飯さんがどちらかというと強引な人だったので、あまりみなOP の必要を感じてなかったのもあるかも知れない。 一応当時AWCにはSUBOP用IDとしてAWCOP2、AWCOP3があ った。AWCOP2はおうざきさんとらんなさんであったが、天津飯さんとの対 立で有名無実化していた。AWCOP3は五月うさぎさんから舞火さんへの引継 がうまくいかず、やはり有名無実化していた。 しかしふみさん(後の文平さん)の問題提起で再びOP問題が持ち上がった。 しかし、具体的なOP選出まで話は進まなかった。 確かにOPにして貰いたいことはいくらでもあった。このときAWCの「この SIGについて」には何も書かれてなかったし、作品ボードの2000メッセー ジ削除も迫っていた。 しかし昔と違いOPは削除権を持った強大な存在になっていたので、変なOP がいるよりはいない方がいい、という論理にも一理あった。 しかし、いよいよ必要に迫られることになる。 【6月・AWCの本2号完成】 藤井ぴろしきさん編集によるAWCの本「空中分解」第2号が完成した。B6 版140ページで、1冊800円。 さて本が出来たよということをPC−VAN中にお知らせするために、事務局 に依頼してVANのオープニングメッセージに掲載してもらわなければならない。 これは本来OPの仕事である。しかしOPはいない。編集担当のぴろしきさんが 事務局に頼んだが無反応であった。 そこでおうざきさんがAWCOP2として事務局にメッセージ掲載を依頼し、 オープニングで「空中分解」第2号完成が告知された。 そのかわりおうざきさんのところには事務局から、OP不在ということでSI Gを閉鎖するかOPを決めるかしてくれという連絡が来たのである。 余談だが、えびすさんはこのオープニングメッセージを見てAWCに来たそう です。 【7月・新OP決定】 AWCを閉鎖するという選択枝は誰も考えてなかったから問題はOPを決める ことに絞られた。 メンバーの意見を総合すると仕切り屋のOPはいらない、文字通りオペレータ ーのOPが欲しいということであった。そこで白羽の矢が立ったのがAWCの人 畜無害男、ゐんばである。 ボード上での意見は出尽くしその月の定例OLT。私が入っていこうとすると いつもなら5・6名のOLTに既に十数名のメンバーが入っていた。 ネーム:ゐんば どうぞ、ご利用を始めて下さい。 のメッセージが出るやいなや、 「OPお願いします!」 の声があちこちから飛び交い、たちまち画面はスクロールしたのである。 かくしてフレッシュボイスで改めてOP就任を受諾し、事務局との面談もめで たく通り、5代目OP就任が決まったのである。 なおこれに伴いSUBOPは正式に廃止された。 そんなわけで私自身つくづく思うのだが、OPの第一の仕事って「存在するこ と」なんだよねえ。 新OPゐんばの活躍はいかに!第4回をお楽しみに、と言いたいところだが、 こういういきさつでなったのであまりこの後の話に私は出てこない。 まだまだ続く1991年
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