連載 #6549の修正
★タイトルと名前
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昨年1月末、神奈川県に住んでいた二番目の兄から突然電話があった。皆集ま って宴会をやろうという。7人兄姉(その時点では6人)の私の家では、母の会 という名目で年に1、2度集まって宴会を行なっていた。予約し宴会は3月15 日に開かれた。この時である兄が腰痛になっているということを初めて聞いたの は。しかし、この時の兄は日焼けして血色も良く以前と変わず元気であった。た だ、腰が痛い痛いと言いながら帰って行った。 兄は自覚症状から昨年1月になって初めて住まいの近くの整形外科病院に行っ たが原因が解らず市民病院を紹介され入院して精密検査を受けていた。しかし、 それでも解らずまた転院させられ検査を受け、病名が判明したのは5月も末にな ってからだった。最初はただの腰痛と診断されていた兄の病気は腰の骨腫瘍とい うことだった。通常できない部位の珍しい癌ということだ。大抵は他の部位にで きた癌が転移してできる癌なのだが、兄の場合は他にはどこにも癌がないと診断 されていた。しかし診断を下した病院では手術できないということで、その後も 順番待ちで先延ばしにされ、やっと決まった手術日は何と7月初旬だった。 私は6月末に兄を見舞いにその病院を訪ねた。兄は既にやせ細り顔色も青白か った。腰の右側の部位に癌ができ、その関係で右足も根元から切断する必要があ るとのことだった。それに備えて右足の神経を麻痺させる薬を常時注入していた。 幻肢と言って足を切断した後もあたかもまだ足があるかのように足の酷い痛みに 襲われるので手術前にそういう処置をして置くのだそうだ。激痛で歩けない兄は 車椅子に乗って談話室へ私を案内してくれた。検査で癌の組織を取るために麻酔 なしで腰に太い針を刺され酷く痛かったという苦労話を聞いた。義姉や姉からは 腰と言う重要な部位の手術なので相当に難しく大変な手術になるとも聞かされて いた。腰骨の大方を切除するので内臓や足の支えがなくなるので私にも想像はで きた。大分話し込み兄が疲れた様子を見せたので早めに病院を後に帰路についた。 ヨウジ
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