連載 #6332の修正
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晴樹達六人は、台所で「ポル・ポト死去」のテレビニュースを見ていた。 「あの悪名高いポル・ポトもとうとう死んだか」晴樹や皆世達の祖父である正蔵が 気持ち悪そうな顔で呟いた。 「ポル・ポトって何をした人かちゃんと知ってる?」長女の和世が気持ち悪そうな 顔で、次女の皆世に尋ねた。 「ポル・ポト派のポル・ポトでしょ」気持ち悪そうな顔で皆世が答えた。 「わかりやすい説明ありがと」和世が気持ち悪そうな顔で皮肉った。 「じゃあ和世は知ってるの?」母親の信子が気持ち悪そうな顔で、気持ち悪そうな 和世に聞き返した。 「ポル・ポト派のポル・ポトじゃない」和世が気持ち悪そうな顔で答えた。 二人のやりとりを聞いていた晴樹が気持ち悪そうな顔で、話に割り込んだ。 「まあ一時はカンボジア政府の首相になったこともあるポル・ポトだけど、独裁政 治が続いて、そのうちベトナムと戦争になった。その時もカンボジア国民を苦しめ たけど、政権を追われた後も地雷でカンボジア人やPKO隊員を苦しめたな」 「なるほどね、その時のカンボジアの人たちの気持ちがわかるわ」三女の友世が気 持ち悪そうな顔で言った。「だって自分の死体をテレビで見せることで、今まさに 私達を苦しめてるんだもの」 それが、その場にいた全員の一致した意見だった。夕食時に死骸の映像を見せつ けられた六人は、気持ち悪さから完全に食欲を失い、嘔吐を催していた。 (98/04/18)
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